本校の3年国際コースに在籍する丹野夏波さんは、「BMX」という自転車競技の選手です。10月にアルゼンチンで開催されたユースオリンピックで銅メダルに輝き、11月に大阪で開催されたBMX国際大会ジュニアエリートウーマンクラスでは見事優勝を勝ち取りました。

今回はそんな丹野さんにインタビューを行いました。

(このインタビューはユースオリンピック後のものです)

 

 

ー本日は忙しい中ありがとうございます。ユースオリンピック競技大会銅メダルおめでとうございます。

 

丹野「ありがとうございます。」

 

ー決まった時の感想を率直にお願いします。

 

丹野「今回はミックス種目男女の合計で結果が決まるのでいつもの個人競技とは違った喜びがすごい大きかったです。」

 

ー個人競技と比べて練習で気を付けることは違いますか?

 

丹野「そうですね、今回はフリースタイルという技を競うので、いつもだったらジャンプは低くとか早くとかそういうのを意識するんですけど、今回高さだったり丁寧さを凄い意識しました。あとは、怪我も多く、捻挫とか足くびのちょっとした怪我とかも多いスポーツなのでそういうことは気をつけました。」

 

 

BMXというスポーツはいつから始めましたか?

 

丹野「レースは4歳からです。」

 

ーきっかけは何だったんですか?

 

丹野「父の職場の同僚の方がやっていて、父に勧められて家族でそのレースを見に行ったのがきっかけです。」

 

4歳というと走れるようになってすぐですが、すぐ出来るようになったのですか?

 

丹野「そうですね。BMXを知る前から自転車に乗ることは3歳くらいから出来るようになったので、毎日公園で自転車に乗るのが好きだったのでBMXは少しほかの自転車とは違う形をしているんですけど、結構すぐ乗れました。」

 

ー運動神経が良かったんですね。

 

丹野「そうなんですかね()もともと自転車に乗るのは好きでした。」

 

BMXを始めて良かったこと、やりがいはありますか?

 

丹野「良かったなって思う事は全国に色々な友達が出来る事とか、世界を目指すと色んな国に行ったり、色んな国の友達とかも出来るので、そういう所が競技以外にも文化など学べるのが凄い良いなって思います。」

 

ー今、丹野さんは国際コースに所属してますが、国際コースに行ってから英語が得意になったのか、それともBMXを通して得意になったのですか?

 

丹野「そうですね。8歳から世界選手権に出て、そこから毎年海外に行くようになったので、もともと英語には興味があって英語が得意だったので国際コースに入って英語力とかを向上させたいと思いました。」

 

ー怪我とか以外で食事など間接的に気を付けている事は何ですか?

 

丹野「食事も気を付けてはいるんですけど、でもそんなシビアに関係するようなスポーツではないのでそんなに問題にはしていないです。でも大会に向けての自分が勝つイメージをすることをやっています。」

 

ー何か大会前に必ずやるルーティンはありますか?

 

丹野「レースの時だったら、ゲートに入るときに一回空を見て出来る出来ると自分に言い聞かせています。」

 

ー尊敬する選手はいますか?

 

丹野「海外の選手だったらリオとロンドンオリンピックで優勝したコロンビアのマリアナ・パホン選手を一番尊敬しています。」

 

ーその選手を知ったきっかけは何ですか?

 

丹野「初めてその選手を見たのは2009年の世界選手権で、凄い小さい選手なんですけど凄くジャンプとかが上手で私も背が小さいので凄い影響を受けたし、あのような選手になりたいと思いました。」

 

ー最後に座右の銘や好きな言葉はありますか?

 

丹野「『be confidence』と言う『自身を持って』という言葉で大会の前などは自信ない事が多いので、弱いことを考えてしまう事が多いです。コーチにその言葉を自転車に書いてもらってからはその言葉を糧にして頑張っています。」

 

ー本日はお忙しい中ありがとうございました。これからも頑張ってください。

 

これからも国内外問わず、活躍が期待される丹野さん。

今後の活躍からも目が離せませんね。

皆さんも応援よろしくお願いします!!