秋深まってきましたね。今年はあまり紅葉が見られなくて残念なんですが、この深まる秋という感じは何とも言えず良いですね。
私はいつもギターの事ばかり書いているんですが、ギター以外でしたら、歌がとにかく好きで、ジャンル問わず聴いています。人間の声というのはやっぱり心に響きますね。
中でも、昨年の11月に惜しくも旅立ってしまったDmitri Hvorostovskyというオペラ歌手は忘れられません。
これ迄、色んなジャンルの歌手を聴いてきましたが、彼のように世界中で愛された歌手というのは最近見たことが無いですね。私と同い年ということもあって、彼が世界のトップスタートして輝いていた40代の頃から、55歳で亡くなる最後まで、何度となくLive viewingで舞台を観てきました。中でも、脳腫瘍で倒れ、その後復帰したMetの 「イル・トロヴァトーレ」 の舞台は凄かった。彼が登場すると、あまりの拍手で舞台が中断してしまうほどの熱気で、オペラハウス全体が(世界中のファンが)彼の復帰を待ち望んでいたというのがよく判る瞬間でした。これがスターというものなんだな、とその時深く深く思いました。観ていて涙が出ましたよ。
一度くらい生の舞台を観てみたかったですね。正に唯一無二のスターだったと思います。
ロシア人(シベリヤ クラスノヤルスク出身)としての誇りを持って、世界で活躍した姿は私の記憶の中に焼きついています。

命日は11月22日なのですが、何か想いだす様に、先週からずっとYOUTUBEで彼の動画を観ています。あの太く深く響き渡る声は永遠だな、と今日も朝から聴いてしまいました。