母が大空へと旅立ち、10日ほどたちました。
昨年の夏、母の頭の中に悪性の脳腫瘍が見つかり余命宣告を受けた日からは、心落ち着かない日々を送っていました。
夜中に連絡があり、明け方から急いで帰省して会えた母は、穏やかで安らかで笑っていて、まるで今にも起きてきそうに眠っているようで安心しました。
最期は、施設の看護師さんたちとお喋りをしたりお礼を言ったりして、大好きなコーヒーを口にしていたそうです。
熱が出て呼吸が荒くなったので看護師さんがずっと手を握っていてくださり、「もう頑張らなくていいよ〜」「楽になっていいよ〜」と優しく声をかけて頂き、そっと目を閉じてすーっと息を引き取ったとのことでした。
同じ時間に離れて暮らす家族もみんなで穏やかな最期を祈ることができ、あたたかい祈りに包まれて旅立つことができました。
大宇宙に溶け込んだ母を、今まで以上に近くに感じています。
お母さん、ありがとう
またね