以前も書きましたが今年1月に新居に引越したのでPCステレオ関係を一新しました。
ステレオ関係に興味がない方はスルーでお願いします。


私は深夜に音楽を聴くことが多くヘッドフォンで音楽を聴いています。

スピーカーで小さい音で聞いているつもりでも廊下に出るとばっちり聞こえてきますし、隣の部屋にいても音が聞こえてくるような木造家屋ですので、家族におもんばかってヘッドフォンで聞いてます。

そのヘッドフォン(ケンウッドK1000密閉型)が7,8年使ってへたってきたので新しいものを引越し後に購入しました。

あれこれ悩んだ挙句、オープン型でドンシャリのものということで選んだのが
Beyerdynamic  DT 990 Edition2005(250Ω)
です。
(ドイツのメーカーでヘッドフォンを最初に作った会社といわれています。)

元値の半額ぐらいに値段が下がっていたので思い切って購入しました。


というわけで

うちの現在の構成ですが、PCのサウンドカードONKYO SE200PCIからS/PDIF(光デジタル)でaudio-technicaのAT-HA250というDACに入力しそれを中華の安いアンプTP31でスピーカーに出力という構成です。

本来se200はデジタルよりもアナログ出力が得意なので今のS/PDIFからステレオケーブルに切り替えるかどうか悩んでいました。

そのとき、SE200のドライバってバージョンいくつだろうということでWINDOWSのAUDIO DECKというアプリからバージョンを確かめたのですが、ふとS/PDIFコントルールというタブに目がいきまして確認したところ、サンプルレイトが48kHz固定だったんです。

48の下に96と192のボタンが灰色になっていまして、これって192kHzで出力できるのにしていなかったわけです。

DAC(Audio-technica AT-HA26D)は24bit 192kHzまで対応してます。

そこでサンプルレイトを192kHzに切り替えてヘッドフォンで音楽を聴いてみました。


最初はwinampでmp3 320khzにCDからリッピングした音源です。
いつも聞いているビートルズのAbby RoadからOH!Darlingを聞きます。

おっとびっくり!!

48kHzのときはDACのヘッドフォンボリュームを3時ぐらいにまわさないといけなかったのですが、192kHzに変更したらボリュームが12時ぐらいでも大きすぎる感じです。結局11時ちょいすぎぐらいに落ち着きました。


今度は別のアプリAIMP3でFLAC音源を聞いてみました。サンプリング44kHz 778kbpsです。
曲は同じビートルズのOh!Darlingです。

こちらも音量がばっちり。

いままで引っ込みぎみだったボーカルもきちんと前にでているように感じます。

どういう理由で48kから192kに変えただけで音量がアップしたのか理由がわかりません。

今までDACが悪いのか、ケーブルが悪いのか、サウンドカードが悪いのか、色々と思っていたことが嘘のようにばっちり解消されました。



うちの環境があまりよくないのはわかっていますが、192kに変更しただけでこれだけの違いがでたことに驚きです。