AORって言葉知ってますか?

日本ではAORって言葉が70年代から80年代にかけて使われてきたのですが、最近では使われなくなってきています。

AORとはwikiによると

   1.音を重視するのが、Audio-Oriented Rock(主に1970年半ば-1980年代)。
   2.アルバム全体としての完成度を重視するのが、Album-Oriented Rock(主に1980年-1990年代)。
   3.アダルト現代音楽Adult-oriented Rockは、Adult Contemporary(AC)(1980年代以降)に。
なのだそうです。 

3のことをAORって言っていると思っていました。色々あるんですね。


私は古いロック 50年代(プイレスリー、チャック・ベリーなど)、60年代(ビートルズ、ジミヘン、クリーム)、70年代(イーグルス、シカゴ、ドービーブラザーズ)などを主にきいてきており、AORってカテゴリーの曲は、軟弱もの要はよくわからない音楽(苦笑)と思ってあまり聞いていなかったのです。

まあ聞かず嫌いだったわけです。

jazzとかも40年代のビッグバンドとか聞いてましたし。歌ものは、ヘレン・メリル、エラ、ビリー・ホリディとか定番ものばかりでした。


あれからウン十年経ちまして、当時はまったく聞かなかったデイヴ・メイスン(トラフィックのギターの人)を最近聞きまして、思わず「いいなぁ」とはまってしまったのでした。

特に  「Split Coconut」 (1975)というアルバムは、音色がカラッとしていまして、こんな梅雨時にはうってつけのアルバムではないかと思われます。



一曲目どっかできいたことあるなーと思ったのですが、

プロレスのファンク兄弟の入場曲

クリエイションのスピニング・トーホールド(1977)

にそっくりでした。というかくりえいしょんのほうが後なのでMasonの影響うけてるんでしょうね。いまでいうとインスパイアか(笑)


3曲目「You Can Lose It」
私の大好きな人たちがコーラスやってます。
デイヴィッド・クロスビー&グラハム・ナッシュ、マンハッタン・トランスファー。
いいね。


食わず嫌いの克服に普段聞かない音楽もたまにはいいもんですね。