肩の高さが違うかたって結構いらっしゃいますね。

原因は骨盤が歪んで背骨も歪んでしまっているために肩の高さが違っているのですが、それと同時に肋骨も歪んでいるのです。

肋骨はワイヤーフレームでできた鳥かごをイメージしてみてください。

立てのワイヤー部分が、前は胸骨、後ろは胸椎で、横のワイヤーが半円形の骨です。肋骨は全部で12個が左右対になっています。もっとも11番12番は浮遊骨といって胸椎につながっているだけで胸骨には繋がっていません。


この肋骨は大抵の場合下に下がっています。肋骨がゆがむと肺が正常に機能できないばかりか横隔膜まで機能できなくなるので呼吸器系の異常がでやすくなります。

肺は自分で容積を大きくしたりできないので胸部が広がらないと肺の容積が小さくなり十分に酸素を取り入れられなくなり、ガス交換ができなくのるので酸欠状態になるわけです。



この歪んだ肋骨を大まかに整える方法があります。
二人で行う方法をお教えします。


受ける人は横向きに寝ます。

実施する人は、両手をハの字にして受ける人の脇の下の肋骨の上にそっと手を当てます。

気持ち上(肩のほう)に持ち上げる気持ちで手を置きます。決して強くしてはいけませんよ。

これで一分ぐらいじーっとしてます。

片方終わったら反対側も必ず行なってくださいね。片側だけだと歪みがきつくなることもあります。バランスが大切です。


どうでしょうか。ちょっと胸がすっとしたでしょうか。