足首を捻挫して指のほうまではれちゃったというかたいらっしゃると思います。


先日お見えになった男性は、高いところからトンと降りたつもりが足首がグギッとなって上記のように腫れてしまって医者に行ってシップと痛み止めをもらってきたけど足を引きずってしまって一向によくならないということでお見えになりました。


足首を見るとはれは一時期より引いたそうですが、足の立方骨(小指側の外側を踵の方にたどっていってちょっと引っ込む箇所・外踝そとくるぶしの斜め前あたり)の骨が上にズレていました。


これは立方骨があがっているので下ろします。

上がっているというのは膝方向にずれているということですのでこれを足裏方向へ下ろします。


触るとまだ痛いということでまずは共鳴法で手の小指の共鳴区をすっとひとなで。


場所は小指の爪の下側あたりで第一関節の上、外側を手首側から指先にむかってすーっとひとなで。

もう一つ同時に先ほどの薬指側を第指先から第一関節に向かってすーっとひとなで。



立方骨は舟状骨とシーソーのようにバランスをとっていますので立方骨を下げるだけでなく舟状骨を上げてあげないといけないわけです。


次に踵の骨も確認します。アキレス腱側が痛いということでこれは踵を手首でくるんでじーっとしてます。一度で効かない時は何度かやってください。



これで足を動かしてもらうと、「なんとなく痛みがなくなった気がします。」とのこと




次は腓骨(外くるぶしの骨)をみるとすこしねじれて足首方向に下がっています。


これは腓骨の骨頭を押さえて下におちたものを上にあげて整えます。



これで歩いてもらうと足をひきずることなくすーすーっと歩いて一緒に来ていたかたが「今朝と歩き方が全然違う!」と驚かれていました。



足首の捻挫をそのままにしておくと色々なところに影響がありますので、早めに来ていただければありがたいですね。