75歳の男性のお客様ですが、「腰が痛い」言って来たかたがいらっしゃいました。


体はまっすぐに立てないぐらい側湾がひどくて腰もねじれていましたし、足首も歪みまくっていました。さらに脛骨も外旋(外側にねじれている)していまして、どこから手をつけたらよいか一瞬迷うぐらいのゆがみがきついかたでした。


一回目は足首、腰のねじれ、背中の湾曲と手をつけていきましてこれで時間切れとなってしまいました。

 立ち上がって歩いていただくとお店に来た時よりも体がまっすぐになった気がするといって次回の予約をして帰られました。


二回目にお見えになったときに「立っていると急に足に力が入らなくなったりする」という症状をお話くださいました。

こりゃどこが悪さしてるのかなぁと色々考えまして、結局、側頭骨の歪みではないか?と思ったわけです。


腰の状態は体操できるぐらい回復して痛みもない。側湾は残っているものの大分まっすぐになった。

足首の歪み(踵骨・距骨)も痛みがないぐらいには整えた。

あと残るは頭だなぁということで側頭骨に愉気してみました。

仙骨の調整もやってますので念のため。



耳の上のあたりに軽く触れて一分ぐらい。じーっとしてます。

野口先生は天心でと言われてますが、そう言われてもいろいろな雑念が次から次へと浮かんできます。

まだまだ修行が足りないようです・・・



はい、どうでしょうと足先に力をいれて頂くと、結構力が入るようになりました。

(あ~よかった)とほっとしましたが、顔には出さず。


お年をめしている方に強い刺激は与えられないので愉気によって整えてみました。