先日、肩をゆるめる操法をUPいたしました。

皆さんやってみましたか?


日頃の肩のコリが少しでも軽くなればよいと思って書かせていただきました。



今日はその開発秘話(笑)です。

たいしたことはしてないのですが、それに開発秘話といえるかどうか・・・・



昨年秋の朱鯨亭セミナー@奈良に行ったときに、ホテルのベッドが合わなかったのか私は腰を痛めてしまいました。

一晩中痛くて寝返りも打てない状態で、なんとか仙骨に愉気(気を送って整えること)をすること40分ぐらいでやっと寝られるようになったのです。


次の日、朱鯨亭に行くのもやっと足をひきずって歩いてたどり着きました。
このままではセミナーどころではないので、開始時間前でしたが、別所先生にお願いして腰をみていただいたのです。

し、しかし、それでも一向に治らず。我慢しながらセミナーを受けていました。


セミナーが進み手の甲にある共鳴区(刺激を与えるポイントのこと)の説明になった時、別所先生が私に施術してくださいました。あちこち触ってどうも薬指の中手骨(薬指の手の甲にあたる部分の骨)がおかしいとここを触って頂いたのです。その後、自分でも実習しながら薬指を触っていたところ、すっと痛みが消えたのでした。

この場所は胸椎11番に該当します。腰が痛くなったのはどうもこの胸椎11番が歪んで悪さをしていたみたいでした。
あの痛みが嘘のようになくなっていたのです。



素晴らしい、共鳴法(自画自賛 笑)


とここまで前置きです。長い!




セミナー終了後自宅に戻ってどうしたら背中が緩むのか自分の体を使って実験していたのです。

もちろん手の甲は使わずに。


そこで偶然発見したのが、脇の下の上腕の骨頭に愉骨すると私の背中のねじれが、ぐ、ぐーーーっととれてきたのです。

試しに左をやってみるとこれもまた少しですが、捻れを解消する方向に背中が動き出す感じがします。


と、このあたりを別所先生に勢い込んでメールしたのです。



先生からは、「変化がすぐなくなるか?維持できるのか?誰にでも効果があるのか?これらをきちんと把握したほうが良い。」というアドバイスを頂きました。

御尤もでございます。


「これこそ新しい施術方法だ!」とアドバルーンのように膨れた私の慢心は、一瞬のうちにしぼんだのでございます。叫び


お客様にも試させて頂いたところ、効果ある人ない人様々でございますので、やって効果がない人には別の方法を試すということで更なる開発にとりくんだわけです。


このあたりが開発秘話かも(笑)



肩を緩めるのに上腕の骨頭をいじれば効果があることはわかりましたが、どうするか。

そこでひらめいたのが操体法を使って肩の筋肉を緩める方法をなんとか考えたいということです。


あれこれ橋本敬三先生の本をひっくりかえし、お弟子さんの書かれた書籍をひっくり返し、1ヶ月ぐらいして閃いたのが、あの「肩をゆるめる操法」なのです。

ケッコウクロウシテルノヨ・・・


なんか長くなりましたが、以上で終了です。