語学の本の例文には、時々、妙なのが有ります。
学校では「文例を丸暗記しろ」と教えられましたが、文法的には正しくても会話文例としては使えないものが結構有って、油断も隙もありゃしない。
例えば、英語の教科書には、こういうのがありました。
マイクから友人に紹介されたボブが一言。
「僕はボブです。僕はマイクより背が高い」
これは使えますまい。
いきなり、ケンカになりそうな・・・
無理からに、文法ごとに文例を並べようとするから?
こういうのは日本だけ?
と思っていましたが、やっぱり外国にも妙なのは有りました。
韓国出張した時の話です。
夜、ホテルでテレビを見ていたのですが、韓国語も分からないし、ハングルも読めない。
ぼぉーっと見てたら、有り難くも「日本語講座」が始まりました。
スキットはもちろん日本語。社会人のお兄さんが大学生の妹をつれて本屋に行くシーンでした。
<街を歩いている2人>
兄「本を買ってやろうか」
妹「お兄さん、嬉しいわ」
<2人で本屋さんに入ると、兄は単行本を手に取り、妹はマンガを手に取る>
妹「私、これがいいわ」
兄「なんだい、それは?」
妹「マンガよ。お兄さん、知らないの?」
妹「マンガなら、絵も付いてるし、慣れてるし」
もはや会話ではございません。
こういうのは丸暗記したくない。(覚えてるけど)
本当に、どこかに、リアルな会話文例の教科書はないものか・・・・と思って探したら、見つけました!
ロシア語の教科書で、内容はこんな感じです。
ボリス「これはペンです」
ボリス「これは本です」
ボリス「これは新聞です」
ボリス「これは・・・」
アレクサンドル「やかましい!子供じゃないから分かってるわい!」
この本、作った先生は本当にエライ!