とにかく
「永い時期使える」「良い意味で、雑に使える」
「便利な羽織物として活躍する」
驚くほど軽いチェスターコートです。
シルエットのこだわりはもちろんの事、
コーディネートしやすいカラーもおすすめポイント。
10000円キルお値段もかなりお買い得です
ブリティッシュの顔つきで
カーディガンの様にに肩をはらずに
さっと羽織れる軽さが特徴で
真夏、真冬を除いて、ずっと使える
一枚持っていると便利なアイテムになるように心がけました。
それには、とにかく、
色、素材、シルエット、
ルーティーンに使えること
にこだわりました。
色は濃く。
素材は、軽く。やわらかく。
シルエット、すっきり。
デイリーで華やか。
生地作り
生地を、1から作りこんでいます。
有生地ではありません。
手洗い可の糸を作り
いかに生地を軽く作るか、かなり苦戦しました。
ロング丈のチェスターコートはステキだけど、
重くて嫌
トレンチコートは好きだけど、なんか春先なイメージだし割とかっちりとしたイメージだからルーティン使いはしない。
雨もしのげて、扱いも楽で、軽くて、カーディガンみたいなコートが欲しい。
永い季節着ることができることも考えると、
チェスターコートの見え方でありながらも、
着ている本人は、とにかく軽い。肩がこらない。を目指して、生地が厚くならないように注意しました。
軽いからといってペラッと安っぽくなるのが嫌だったので、
何度も何度もサンプルを作り直し、生地を作り込みました。
ポリエステル100%で、つやがあって、しなやかで、やわらかく、風を通しにくく、軽い生地を実現したのです。
シルエット
デイリー使いができるメンズライクなデザインですが、丈と分量で女性らしい仕上がりになったと思います。
一見シンプル、でも表情豊かなコートです。
メンズライクな印象がかっこよさの決め手
チェスターコートのゆとりのあるシルエットを作りたい
からと言って
ラインを大きくすればいいということでは決してなく、
細かい微調整を何度も何度も繰り返しながら仕上げました。
服に着られている感じではなく、服を着こなせるように、アウトラインの微調整に時間をかけました
ディテール
1。細めのえり→えり幅にとてもこだわりました。
マニッシュなえり幅にしました。
細めなので、えりがあまり強調しすぎていないので、すっきりとした印象につながっています。
また、細めにすることで、後ろえりを立てやすく、
キレイに立ち上がってキマリマす。
2。肩→ドロップショルダーなので、腕周り、胸回り、背中まわりがキュうくつにならず動きやすいです。
3。アームホール→大きめインナーに厚い物を着ても着膨れしません。
4。肩〜胸のライン→大きめで、むちっとしたコートではなく、
5。身幅→たっぷりとって、ゆとりのあるライン。
6。背中のヨーク→長めにして、バックスタイルのアクセントに。
横から見たときに、少し浮いているのがコートとしてかっこ良いのがこだわり。w
7。ボタンは一つ→Vラインと動く度に美しく見えるすそサバきを大切にしたくて、
くるみスナップをひとつつけ、同色系の生地でスナップを包んで見えないように配慮しました。
8。両サイドポケット→深め
9。そで丈→長め。深めにターンさせるのもあり
10。Aライン→裾に向かってAライン。肩よりも裾を広げる事で美しいラインを。
11。スリット→長め。かなり長いスリット。
ワイドパンツと合わせてもバランスが取れるように、
動いた時にスリットからボトムスが除く感じが美しくなるように。軽さのポイントにしました。
12。丈→長め。ふくらはぎが隠れる長さで、この絶妙な長さもステキです。
13。ステッチ→同色のステッチが、実は利いている。
14。サイズ感→ジャストサイズがお勧めです
15。ウェストマーク→身頃の分量調節が出来るように、ウェストの内側にひもがついていて
両方から引っ張ることで、ウェストサイズをしぼることができます。
中心できちんと縫い付けてあるので、ひもが抜ける心配はありません。
ウェストマーークせずにストンと着たり、ウェストマークして印象を変える事ができます。
16。後ろ姿→美しい
17。色→ブラック、ダークネイビー、マロン、エクリュのベーシックだけど色だしにもこだわりました。エクリュ、ブラックは、いわゆる世の中に浸透している色。マロン、ダークネイビーは、ありそうでない。今の気分。
18。雰囲気がよい。→ゆるっと着崩し感。歩く度に裾がゆれる着回しコート。派手すぎず、ベーシックすぎない着るだけでまとまるコート。
ありそうでなかった素材とシルエットを実現しましたので
是非お手に取って頂き
また感想をお聞かせ頂ければ幸いです