2017,01,25 00:00:00

 

ベッドサイドのデジタル時計の日付が変わった瞬間

 

ピロリロリ~ン♪

 

LINEが着信を告げる

 

 

おっ!来たっ!!!

 

ついさっきまで一緒に収録していたメンバーの顔が脳裏に浮かぶ。

 

くれるだろうな~…っては思っていたけれどさ…

やっぱり嬉しい。

 

 

先日の嵐5人の番組で智くんが自慢出来る事として…

 

「俺の誕生日、日付が変わって3分以内に

メンバー全員からメールが来たの!」

 

それを聞いた時から期待はしてたよ?

俺の誕生日も直ぐだしさ…

俺の時も皆んなメールくれるかな…ってね。

 

スマホ画面のプッシュ通知を見て、ちょっとニヤける。

 

 

「俺、日付変わった瞬間にLINEするからっ!」

 

相葉ちゃんが張り切ってたっけ…

やっぱり一番乗りは…相葉ちゃんかな?

 

 

画面をタップすると嵐のグループトークに赤丸の①…

それが②になり③になって…開くと

 

 

雅紀  『おめでとーーー!』

 
     

 

 

やっぱり一番乗りは相葉ちゃん。

そして…

 

ニノ  『誕生日おめでとうございます』

 
     

 

 

松本  『Happy Birthday』

 
     

 

 

智くん 『翔くん おめでとう』

 

     

 

 

それから先は俺の画像の嵐(笑)

こんなのいつ撮ったんだ?

 

 

ソファーで口を開けて寝ている俺…

新聞を読んで眉間にしわを寄せてる俺…

頬をパンパンにして弁当を頬張っている俺…

パンイチの俺…

智くんとお喋りしながらデレた顔の俺… 

  

俺の知らない俺の顔が延々と送られてくる。

 



そして15分後…

    

    

 

『おやすみ』のスタンプと共に静かになった。

 

 

満ち足りた気持ちでグループLINEを閉じると

智くんのところに赤丸の③

 

あれ?智くん?

急いでタップすると…

 

 

智くん 『お誕生日おめでとう♡』

     

     

 

 

「ははは…何やってんの?」

 

思わず声が漏れた。

 

 

スマホを枕元に置いて左側に身体を寄せると

横向きに背中を向けている貴方を後ろから抱きしめる。

 

「んふふ…」

 

「折角来てくれたんだから直接言ってよ…」

 

「おめでと」

 

「ちゃんとこっち見て…」

 

貴方が俺の腕の中でゴソゴソと向きを変えると

俺の胸元から少し顔を上げて

 

「翔くん…おめでとう」

 

「へへへ…」

 

ニヤけた顔のまま軽く口づけを交わす。

 

「翔くんのお母さん…いつも翔くんを生んでくれてありがとう」

 

「いつもじゃね~から…」

 

「んふふ…翔くんだったら何人いてもいいよ…」

 

「やだよっ!沢山の俺が智くんを取り合うの?」

 

「あはは…順番待ち?」

 

「絶対やだっ!俺一人だけの智くんだから…」

  

 

35歳のスタートの日に

貴方と下らない話しで笑い合う。

 

 

 

そして…

 

貴方の温もりと匂いに包まれながら…

 

貴方の隣で…

 

貴方の夢を見る…

 

 

 

俺の最高の誕生日…

 
 
 
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翔くん、35歳のお誕生日おめでとうございます誕生日ケーキ
今頃こんな風に智くんと一緒に過ごしているのかしら?カナヘイハート
いつも全力疾走の翔くん。
今年の智くんはノンビリ過ごすらしいので
たまには一緒にノンビリ過ごしてみては如何でしょうか?
この一年が翔くんにとって素敵な一年になりますように…カナヘイきらきら
 
生まれてきてくれてありがとうハート
 
☆*:.。. ま~ら .。.:*☆