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『スルース』

11.06.'08.MI. 14:40~16:25(シネスコ 1:45)
@シネマディクト ノアール
《予告》
『非現実の王国で ヘンリーダーガーの謎』(7/12~7/18)
『幻影師アイゼンハイム』(7/5~7/18)
『ぐるりのこと。』(8/2~8/16)
『西の魔女が死んだ』(6/21ロードショー)



★荒々しく粗筋★
狂気的で天才な推理小説家、アンドリュー・ワイク(マイケル・ケイン)と、
ワイクの妻の愛人で魅惑的且つ頭の良い、マイロ・ディンドル(ジュード・ロウ)の、
真のゲーム。



ゾクゾクしました。
画面には出て来ないワイクの妻をめぐる二人の男の心理戦なのですが、ゲームの主導権の揺らぎ、ゲームの主導権が奪われた時の不安な表情、不安にかられているようで次の展開を探る芝居等々。
全く目が離せないし、息を吐く暇も無い。

この二人の男がまたイヤラシイというかイヤシイ。
マイケル・ケインの無言の表情は何を考えているのか、何も考えていないのか、想像しているのか、回想しているのか、
全く判らない。
ジュード・ロウも表情豊かにワイクより若々しいところを見せるだけでなく、恐ろしい位にセクシィ。
脚本がよく出来ているだけでなく、俳優さんの演技力がこの映画の魅力をグッと上げているのだと思います。

ラストは呆気なかった感じもしたけど、ひょっとしたら始めっからワイクとその妻のシナリオ通りだったのかも!? と思ってしまいました。

シネスコの画面に映し出されるワイクのモダンな邸宅が、素敵で怖い。



『スルース』 原題:SLEUTH
監督:ケネス・ブラナー/脚本:ハロルド・ピンター/原作:アンソニー・シェーファー/製作:ジュード・ロウ、サイモン・ハルフォン、トム・スターンバーグ、マリオン・ピロウスキー、ケネス・ブラナー、サイモン・モーズリー/音楽:パトリック・ドイル/2007年/アメリカ/スコープサイズ/ドルビーSRD/89分/字幕:斎藤敦子/PG-12