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『アイム・ノット・ゼア』


04.06.'08.MI. 13:55~16:25(シネスコ 2:30)
@シネマディクト ノアール
《予告》
『アフタースクール』(5/24ロードショー)
『西の魔女が死んだ』(6/21ロードショー)
『スルース』(5/31~6/13)
『パラノイドパーク』
『つぐない』(6/7~6/20)
『さよなら。いつかわかること』(6/14~6/27)



★荒々しく粗筋★
多くの人々に影響を与え続けているボブ・ディラン。
彼の、詩人(ベン・ウィショー)だったり、無法者〈アウトロー〉(リチャード・ギア)だったり、映画スター(ヒース・レジャー)だったり、革命家(クリスチャン・ベイル)だったり、放浪者(マーカス・カール・フランクリン)だったり、ロックスター(ケイト・ブランシェット)だったりする様々な顔を、老若男女の俳優陣によって演じられた、
ボブ・ディラン初公認のボブ・ディラン映画。



想像してたのと違っていましたが、裏切られた感など全くなくとっても面白い作りの映画でした。
出てくる六人は、それぞれ違う人。
ボブ・ディラン映画だけど、みんなボブ・ディランじゃない。
ボブ・ディランじゃないけど、描〈えが〉かれているのはボブ・ディラン。
ボブ・ディランをモデルにして、ボブ・ディランを表現してるって言い表せば良いのでしょうか。そんな感じ。
構成も、オムニバス形式なのかと思っていたら、それぞれが交差して話が進んでゆきます。
ベン・ウィショー演じるアチュール・ランボーに傾倒した象徴派詩人・アチュールが全体のナレーション的な存在となっている事もあって、ごちゃごちゃしてなくて、色んな側面があるけど全部ボブ・ディランを語っているんだという感じがしました。
リチャード・ギアが演じた無法者なビリーの最後の台詞が、それをも言い表してるかなって思いました。
136分もあったんですね。面白くって、あっちゅーま。

ボブ・ディランの曲は全部聴いた事がないけど、もっと興味が沸きき、もっともっと聴きたい気持ちも沸き上がりました。

それにしても、ケイト、恰好良過ぎ。



『アイム・ノット・ゼア』 原題:I'M NOT THERE
監督:トッド・ヘインズ/脚本:トッド・ヘインズ&オーレン・ムヴァーマン/音楽スーパーバイザー:ランダル・ポスター&ジム・ダンバー/2007年/アメリカ/カラー・モノクロ/スコープサイズ/ドルビーSRD/136分/字幕翻訳:石田泰子/字幕監修:菅野ヘッケル/PG-12