DVC00305.jpg
『レンブラントの夜警』

26.04.'08.SA. 19:10~21:45(シネスコ 2:15)
@シネマディクト ルージュ
《予告》
『アフタースクール』(5/24ロードショー)
『ブラブラバンバン』(5/10~5/23)
『アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生』(5/17~5/30)



★荒々しく粗筋★
バロック3大画家のひとり、レンブラント。
一流の肖像画家として認められる彼が描いた名画「夜警」は、今まで描かれた事のない表現が用いられている。16世紀当時、集団肖像画といえば列に並んでいるかテーブルを囲んでいる人々が描かれるのが通例。
ところが、この「夜警」は市警団が動き回ってるし、それぞれの描かれ方が不平等だし、全然関係ない人までいる。
というのも、この絵には秘密があるのだ!
「絵筆は画家の武器だ。何でもできる――侮辱も、告発も」
そんな絵で一生を左右させる事となったレンブラントのお話。



でも、フィクション。
でも、事実か真実かは不明。
美術作家でもあるピーター・グリーナウェイ監督による新解釈なのです。
以前にNHKでやってたダヴィンチの「最後の晩餐」の分析番組みたいな。パンフにあったんだけど、この「夜警」の分析番組もあったみたいですね。

ただその新解釈を分析して説明するだけでなく、再現フィルムにとどめるだけでもないのがこの映画の目を見張るとこ。
「夜警」を通してレンブラントの愛を描いた作品ってのもあるけど、どこか演劇チックな舞台装置が仕掛ける映画全体のカラクリに、思わず目から鱗が落ちました。

時々、観てる人に語りかけてくるだけでなく、問いかけてきたりもするし、新解釈を示すからといって真実を見極めるのは最終的には自分なのだと思います。

元々「夜警」って絵を知らなかったから、「なに? なに? どんな意味が隠されてるの?」って期待感はなかったんだけど、サスペンスフルな内容で楽しめました。
男性登場人物が覚えられなくて困ったけど。考えてるうちに字幕が流れちゃったりして。

この邦題は無難でベストでした。

男女の全裸が何度も出てくるからR-15なのかな。



『レンブラントの夜警』 原題:Nightwatching
監督・脚本:ピーター・グリーナウェイ/音楽:ヴウォテック・パヴリク、ジョヴァンニ・ソリマ/2007年/カナダ・フランス・ドイツ・ポーランド・オランダ・イギリス合作映画/35mm/カラー/スコープサイズ/ドルビー・デジタル/139分/日本語字幕:齋藤敦子/R-15