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『4分間のピアニスト』

28.02.'08.MI. 14:10~16:20(ビスタ 2:10)
@シネマディクト ルージュ
《予告》
『明日への遺言』(3/1ロードショー)
『ポストマン』(3/22ロードショー)
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(3/22ロードショー)
『潜水服は蝶の夢を見る』(4/12~4/25)



★荒々しく粗筋★
類い稀なピアノの才能のジェニー・フォン・レーベン(ハンナー・ヘルツシュプルング)。彼女は悲しい過去と、刑務所の囚人という現在、希望のない未来しかなかった。
ピアノ教師として刑務所を訪れているトラウデ・クリューガー(モニカ・ブライブトロイ)も悲しい過去と思いを引きずり、80年程の人生の全てを音楽に捧げていた。
クリューガーの目に留まったジェニーのピアノ。この二人の出逢いが、二人を変えてゆく。音楽という自由へ向かって。



ジェニーのピアノが凄いったらありゃしない。
「凄い」なんて一言では済ませられない凄まじさです。
p(ピアノ)の音律だけど、思いがfff(フォルテッシッシモ)くらいで音に込められてる感じ。
聴き入っちゃいました。
特に、ラストの4分間。ジェニーの4分間のピアノ。打ち込みかとも思うピアノ全体の音が、ジェニーの全身全霊を語っていた気がします。

「二人の魂のぶつかり合いが……」という表現をこの映画の解説等でよく目にしましたが、まさにその通り。お互いが力いっぱいに向き合っていて、その本気っぷりが羨ましくも切なかったです。
救われないのかなー、救われたらいいなー、そう二人に対して願ってました。

ちょっともの足りなさを感じたのは、二人のピアノの弾くシーン。
フリが、もの足りない。さりげなくともff(フォルテッシモ)くらいで弾けるよって感じにしたいのかもしんないけど、そりゃ無理あり過ぎでしょ。

実際にピアノを担当されたピアニストの中に、日本人の方もいます。白木加絵さんと木吉佐和美さん。しかも白木さんは、ハンナーの個人レッスンだけでなくラストの曲も弾いてらっしゃる!
日本人も活躍してるって、嬉しいです。

オープニングのシーンも曲もド肝を抜かれましたが、ラストのラストのラストカットのジェニーもゾクッとしました。



『4分間のピアニスト』 原題:Vier Minuten
監督・脚本:クリス・クラウス/音楽:アネッテ・フォックス/2006年/ドイツ/カラー/ビスタ/DTSR/115分/日本語字幕:松岡葉子?