不思議体験ついでに、もう一つ
自分自身が体験した事を。
お導きと言っても
命に関わることではありません。
墓場へのお導きです。
やっぱり死へのお導きじゃないの。
いえいえそうじゃないのです。
私の祖父藤次郎は分家だったそうです。
つまり、祖父の兄の藤太郎さんが
本家を継いだそうです。
ちなみに我が父は藤吉。
祖父が藤次郎。
曾祖父が藤平。
私は藤は付いてません。
何故か叔父と同じ雄はついてます。
(これまた不思議な話です)
そんな祖父藤次郎は私が生れたときには
既に亡くなっていました。
父からは
本家の墓は久留米の寺
にあると聞かされていました。
約30年前、私の
祖父母の墓はなく、
福岡市東区のお寺の納骨堂
にありました。
両親に相談して、
大野城市の霊園の墓地を
私名義で契約することにしました。
その時に、ふと本家の墓はどうなっているか
気になって父に確認したのですが、
寺の名前も場所も覚えてなくて、
宗派が浄土真宗だと言うことしかわからず、
そんな状態で墓が見つかるのか、
ダメ元で久留米の寺町に行きました。
行ってびっくり。
寺町と言うだけあって寺ばっかり。
通りはお寺がずらりと並んでいました。
浄土真宗のお寺も10箇所以上
ありました。
どうしたもんじゃろのう。と
途方に暮れてぼちぼち通りを歩いていると、
何となくひかれる気がして、
一つのお寺の前に。
大きな浄土真宗のお寺でした。
裏手の墓地も大きそうです。
ま、ダメ元で探してみますか。
で本堂裏手の大きな墓地には
それはそれは何百というお墓が
建っていました。
この寺かどうかもわからないし、
墓の位置だってわからないのに
無理無理って思いつつ
またまた途方に暮れて
墓地を見回した時、
ちょっと遠くの墓石が目に留まり、
近づいて見ると、行書体で
私と同じ苗字の家の墓でした。
「えっ、嘘でしょう」
法名塔を見てみると、
藤平とか藤太郎の文字が刻まれてます。
「えっ、曾祖父や祖父の兄の名前だ!」
何か不思議な力を感じました。
直ぐにお花を買いに駅前に戻り、
ちょっと荒れた周りを掃除して、
お花をさして、線香を灯し、
この奇跡のような体験に
ちょっと感動しました。
後日、あらためてお寺を訪ねて、
和尚様にお墓の事をうかがい、
もうずいぶん前から、
訪ねる人もないと聞きました。
残念ながら親戚の情報は
ありませんでした。
とりあえず、本家の墓の事は
明らかになったので、
うちの墓を契約した霊園に
建てて、
福岡市東区のお寺の納骨堂から
御先祖さんの遺骨を移して、
今は、御先祖さんの遺骨とともに、
父や母も霊園の墓地に眠っています。
本家の墓については
生前父が久留米のお寺と話をして
処理をお願いしたようです。
とにかく、
御先祖様のお導き
としか言いようがない
本家の墓の大発見物語。
私の記憶に残る不思議な体験の
一つでした。