未熟児で生まれて、

無事に育ってくれるだろうか。

とにかく元気でいてくれるだけで

良い。

と思って育てた息子。


泣き虫で、3年保育の幼稚園では

いつも先生に抱っこされていた。

運動会の親子競技では、

最初のじゃんけんで負けて

泣き出して競技を放棄。

あとは私が息子を抱えて走った。


2歳違いの姉のために

ほるぷ出版のこども図書館

めだかコースからきりんコースまで

購入して、娘や息子に

いつも夫婦で読み聞かせした。


息子はひときわ小さかったが、

病弱でもなく普通に育つと

親として欲も出てきて、

自分が理系のエンジニアだったので

とにかく理系に興味を抱いてほしくて

理数系の教育玩具を買い与えた。

「算数大好き」という教材や、

レゴでプログラミングできる

マインドストーム」や、

科学雑誌なとなど。

ほるぷ出版のこども図書館の中の

図鑑なども興味を示すように仕向けた。


普通の公立中学に通った。

職場体験の授業で、

自分で福岡高裁に職場体験を申込み、

現職の判事の方にお世話になった。

この頃から法曹界に

興味を持ったのかも。


進学塾に通わせて、

高校は県立の進学校に

入学した。

がしかし、結局、理系の科目の

成績はぜんぜん伸びず、

といって文系の科目も伸びず、

高校では完全に文系大学を目指すようになり

得意科目国語だけはいつも成績が良かった。

が、英語は最悪だった。


結局、現役ではどこの大学にも合格できず、

浪人して高校付属の予備校に通い、

何とか地方の国立大学の法学部に

合格した。

故郷を離れた場所でどんな学生生活を

送っていたのか。

年に何回も行けるような場所では

無かったので、息子の大学生生活を

私はほとんど見ていない。

大学3年修了後飛び級で地元の

国立大学の法科大学院に入学した。

高校時代全く成績が振るわなかった息子が

法科大学院に入って司法試験を受けて

法曹界に入るなど、

想像しなかった。


司法試験予備試験に合格し、

難関の司法試験もなんと一発で合格。

どこでどう変身したのか。

大学に入ってからの息子の変化

には目を見張るものがあった。


結局、親なんて何の役にもたちゃしない。

本人のやる気次第。


本人が希望したので、

司法試験受験専門の〇〇塾

の講座や教材費は親として負担した。

だから、

親として出来ることは

ただ一つ。

必要な学費を払えるだけの

資金を貯めておくこと

これにつきる。

子供二人を4年生大学に

やろうと思ったら

それなりの金が必要だ。


あとは、本人のやる気を

邪魔しないこと


息子を弁護士にする方法

なんて存在しない。



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