いよいよ2022年夏の青春18きっぷ 最後の5回目がやってきました。
今日は広島の三原駅から始まり、岩国、小月と進み、
乗り継ぎの効率化を考えて、小月駅で改札を出て、路線バスで仙崎を目指します。
これだと長門おもちゃ美術館の最終入館15:30に余裕で間に合うはずです。
長門おもちゃ美術館に1時間くらい滞在して、仙崎駅から鈍行列車で山陰本線、山陽本線、鹿児島本線と乗り継いで20時すぎに博多に戻ってまいります。
2022年8月3日(水曜日)
今朝は早起き。5時には起きて、昨夜購入したパンとコーヒーで朝食を済ませて、
ホテルを6時にはチェックアウト。
三原駅
6時5分 三原駅改札で5回目のところにハンコもらいました。
本日一本目
6:12 三原発 山陽本線・岩国行 9:00(8:17) 岩国着 (2時間48分 (2時間05分))
列車は定刻に発車しました。岩国までは何もなければ約2時間です。
6時35分入野駅くらいまでは順調でした。
それが駅でもないところで停車してしまい、信号待ちかなあなんて気楽に構えていたら、いつまで経っても動かない。そうすると社内放送で「広島の海田市沿線で火災が発生したもようで、現在運転見合わせ中です。しばらくお持ちください。」とのこと。岩国駅での乗り換え列車は8:47発ですから30分近く遅れても大丈夫。
まあ、問題ないでしょう。なんて期待も吹っ飛んで、やっと海田市駅を過ぎて、通常通りに動き出したとき、このまま通常速度で行ったとしても次に乗車する岩国発の電車には5分ほど間に合わない。って感じでした。
で、駅に着くたびに時計を見て、1分改善した。とか2分改善したとか。もうちょっとスピード上げてよ。とか、もしかしたら岩国で次の乗り継ぎの列車が待ってくれてるかも、とか。しかしその期待はすぐに吹っ飛び、なんと
「この列車は大幅に遅れたために岩国までは行きません。次の〇〇駅で前方の岩国行列車にお乗り換え願います。」
あちゃ~万事休す。もう無理。間に合わない。
結局は約45分遅れで9:00に岩国に到着しました。
後で聞いたのですが、火災は暑さによるマクラギの発煙だったそうです。
この時間岩国発山陽線上りは1時間に1本しかなく、次は9:44発です。
当初計画より1時間遅れています。
そこでまた時刻表及び路線図とにらめっこ。
実は、当初バスを使わない経路も考えていました。
それは山口の厚狭(あさ)駅から長門市駅、仙崎駅に向かう美祢(みね)線を使っていく経路です。
しかし、美祢線は極端に本数が少なく、厚狭駅発長門市駅行は、使えそうなのは、
10時20分、13時31分、で、当初予定していた岩国発8:47 11:38厚狭着なので、乗り継ぎに2時間も待つ必要があり、それなら、厚狭より先の小月まで乗って、バスで行く方がスムーズだと考えたわけです。
しかし 遅れてしまって岩国発9:44 12:42厚狭着にしか乗れない今、
なんと美祢線厚狭発13:31 14:35長門市着 がちょうど良い乗り継ぎ列車となったではないですか。
ということで、1時間遅れの実際の経路は
9:44 岩国発 山陽本線下り下関行 12:42 厚狭(あさ)着 (2時間58分)
13:31 厚狭発 美祢線下り長門市行 14:35 長門市着 (1時間04分)
13:31 厚狭発 長門市行
長門市駅に到着。改札を出ます。
駅前でタクシーを拾って長門おもちゃ美術館がある仙崎の海辺にある道の駅センザキッチンまで行きました。
約5分 1,090円でしたから、当初乗車予定の小月駅前からセンザキッチン 1,630円よりも安上がりでした。
予定より約1時間遅れの14時50分に長門おもちゃ美術館に到着しました。
受付を通って中に入り、ワンフロアで、まずびっくりしたのは、すぐ海なのです。港側は一面ガラス張りで、そのまま港につながっている感じがしました。山側の大きな窓からは緑緑した山が見えます。
フロアーの3分の1くらいの「あかちゃんひろば」は、天井まで届く300本の丸柱で区切られ、館内を仕切る木の段丘は、目の前に見える青海島の急峻な岸壁や入江、洞窟などの特徴的な風景を模しているそうです。
その間には通路があって、まるで森の中を歩いているような。その丸柱をよく見ると、途中で継ぎ足されたものなどもあり、長門市の11種類の広葉樹で出来ていて、その樹木分布の割合に合わせることで長門市の森を表現しているとの事。また丸柱同士を所々横につなぐ丸棒がランダムに取り付けられているのですが、それは赤い鳥居群で有名な長門市の元乃隅神社の鳥居を表現しているとの事。実は、長門おもちゃ美術館の館長さんに、長時間付きっきりで館内を案内していただき、説明していただいたのでした。お忙しいのに大変お世話になりました。「さじきひろば」は、長門市にあるすり鉢状の自然に出来た地形を利用した野外劇場である楽桟敷を模して作られたそうです。
さじきひろば
奥のブルーの壁は海を表していて、木の魚が自由に泳いでいました。そのブルーの壁と海側のガラス張りの壁のかどには屋台があって、まるで外の海から獲ってきた魚をさばいて提供する魚屋さんとか魚の料理屋さんみたいで、その屋外と屋内の一体感がとっても良いです。
木のたまごプールの木玉は、市民の手作りとのこと。また、長門の海をリアルに楽しめるキッズクルーズ船があるのも特徴です。
キッズクルーズ船
また館内には長門市に多く自生するシイの木を活用したオリジナルなおもちゃが沢山。イチョウの葉のような積木、子供用の収納付きのいす、キッチンセットなどなど。
他にも色々あるけれどまたの機会にでも。
長門おもちゃ美術館に約1時間滞在して、センザキッチンで晩飯を購入して、仙崎駅に徒歩で向かいました。
センザキッチンから仙崎駅までは500m。16時には仙崎駅の到着。16時26分発の厚狭行まで、駅の中を見学。
仙崎駅は無人駅です。山陰本線に仙崎支線として所属する駅です。
駅内にはギャラリーがあって、仙崎出身の作詞家・大津あきらさんゆかりの品が展示されていました。
中には、沢田研二さんと田中裕子さんの結婚披露宴の引き出物も展示されていました。
沢田研二さん 結婚披露宴の引き出物
切符売り場の跡?
線路はこの先行き止まり
長門市駅方面
16:26 仙崎発厚狭行
16:26 仙崎発 山陰本線・美祢(みね)線 厚狭行 17:38 厚狭(あさ)着(1時間12分)
列車内 ロングシート
まもなく厚狭駅 厚狭川
17:47 厚狭発 山陽本線・下関行 18:20 下関着 (0時間33分)
18:21 下関発 山陽本線・門司行 18:28 門司着 (0時間7分)
18:31 門司発 鹿児島本線区間快速・荒尾行 20:04 博多着 (1時間33分)
この間、目まぐるしく乗り換えるだけで、特に何もなしです。
6:12 三原発 20:04 博多着 (乗車時間 約10時間半 参考:8,610円)
7月28日6時52分博多発小倉行きの鈍行列車からはじまり、
8月3日18時31分門司発荒尾行きの快速列車で20時04分に博多駅に戻る一週間の旅。
そのうちの5日間の青春18きっぷの旅は、思い出に残る旅となりました。
新幹線を使えば博多〜京都は2時間40分で行けるのに、鈍行列車を乗り継いで13時間半かけて行く。バカじゃないのって思うでしょう。そうバカなんですね。あえてゆっくり行って新幹線では見えない景色をこの目で見たいのです。って大したものは見てないのですが、ただ車窓を見ながらあまり変わり映えのしない田舎の景色や都会の景色、そこに住む人々、そして鈍行列車を利用してる人々、そんな人間観察もしながらのスロートラベル。何が面白いのってよく聞かれます。しいてあげるならば、今回はほぼ予定通りに行けたこと。それと、最終日にマクラギが発煙して電車が40分くらい遅れて、そのままであれば目的地に1時間半以上遅れそうで、目的の長門おもちゃ美術館に入館できないかもってなって、時刻表とにらめっこして、別の経路で行けば1時間遅れで行けることが分かり、上手くリカバリーできたこと。とか。
乗り継ぎでの待ち時間にその駅の人気の喫茶店に入ったりとか、そんな事も楽しみの一つです。
乗り継ぎに時間があって改札出るときに、駅員さんにきっぷ見せて出るのだけど、必ず私と同じように青春18きっぷを見せてる人がいるのもちょっと嬉しい。
旅立つまでは、これが最初で最後の青春18きっぷ旅だろうなあって思っていたけど、今は、また青春18きっぷ旅に行っても良いかなぁなんて思ってます。
そんな気持ちにさせてくれる何かがあるのが、青春18きっぷの魅力かもしれません。決して人に勧めてるわけではありませんからね。
このシリーズはここまでです。




























