他人様のお金を預かっている感覚ないのか? | 五十人組小政翼散会のブログ

五十人組小政翼散会のブログ

自治会町内会に関わる事だらけ

自治会への補助金を市役所職員が現金で渡している事を問題視した議員さんがいらっしゃるみたいだ。でもなイマドキ現金で手渡しとは何とも昭和な香りがする。それに加えてそもそも補助金と呼んでいるがこれって本当は助成金なので財源は税金や事業者が払う雇用保険料だから元々他人様のお金である。その他人様のお金を組織から組織に移すのだが市役所口座と連合自治会口座に履歴は残るけど自治会に行き渡ったら後の履歴は自治会側の自己申告に頼る形になっているみたい。しかも現金受け渡し方法が特異。まず
市が連合自治会口座に振込する。次に
市職員が連合会事務局員と言う体で連合自治会口座を確認し引き出す。これ平たく言えば
「兼務」って事ですよね?
つまり
振込した市役所職員は連合自治会側の帽子に被り直す事で連合自治会役員に変身した状態でお金を引き出し連合自治会に渡される。以下校区各自治会へ。そして先ほども書いた通り最終的に支出内容は市に真面目に報告しなくて良いと言う結末。これなら
自治会で毎年空から降って来た金を使い放題って事だ。
この流れって
アノ政党が無理矢理可決した法案に何となく似た事やってる気がしますね。実際は5万円かどうかは知りませんけど。

自治会補助金、現金で受け渡し 市議「見直しを」 奈良・大和郡山 毎日新聞 2024/6/26 08:30(最終更新 6/26 21:54) 720文字
https://mainichi.jp/articles/20240625/k00/00m/010/252000c
奈良県大和郡山市の自治会への補助金について、市職員が市自治連合会の口座から現金を引き出し、13の地区自治連合会長に現金で手渡していることが市議会で明らかになった。自治会側の意向に基づく古くからの手法だが、職員の精神的な負担、紛失・盗難のリスク、透明性確保などの観点から、口座振り込みに切り替えるべきだとの声も上がっている。 24日の市議会一般質問で、杉本葵氏(無会派)が問題点を指摘し、「今の方法は見直すべきだ」とただした。
市総務課によると、自治会への補助金は自治会等活動推進事業補助金約800万円と市広報紙「つながり」などの配布委託料約1800万円で、計年約2600万円。市がまず、自治会が集まった組織である市自治連合会の口座に振り込む。その後、市職員が連合会の事務局職員の立場で口座から現金を引き出すという。委託料については、市職員から現金を受け取った13の地区自治連合会長がさらに、計315の自治会に現金で渡している。
各自治会への補助額は世帯数に応じて決定。実際にどう使うかは補助金が各地区自治連合会、委託料が各自治会にそれぞれ任されていて、支出内容を市に報告する必要はない。自治会への補助金について県内のある自治体の担当者は取材に、各自治会の会計担当の口座に直接振り込みをしていると説明。大和郡山市の担当者も口座振り込みが一般的な方法であることを認識している。現金による受け渡しについて上田清市長は議会で「長い歴史の中で、基本的には受け取っていただく側の都合や希望による方法」と答弁。振り込み手数料の問題や団体名での口座開設の難しさを指摘し、「リスク低減、改善につながるアイデアがあれば教えてほしい」と述べた。【熊谷仁志】