書類をひとしきり整理しましたので
ことことあずきを煮ます
水ようかんをつくろうと思って。
あずきを煮ていると「めがね」という
不思議な映画を思い出します
種田山頭火の俳句を読んでいるときの
あのかんじ
あのかんじがする作品です
わたしはにんげんが大好きです
どんなに裏切られても信じることをやめないひと
と一緒になったことがあります
人類に絶望しているわりににんげんがすきなのです
だまされてもいつでもユーモアを武器にまっとうに生きようとする
そのひとの背中をみながら
こころのなかでいつもためいきをついていたのです
「人間がにんげんらしく生きていくには人間はあまりに外道だ」
それは人間賛歌の裏返しなのではないかと思えます
「地に足をつけてごはんがおいしくてたいせつなひとが
となりにいること」
の延長線上にせかいをみることがいつでもできればいいのにと
思います
そういうことを
あずきを煮ているとおもうのです
おいしく煮ることができましたので
今日はもう
おやすみ
またあした。