全日本大学駅伝を1区から振り返る。

気象条件
8時 14.4℃ 北北西2.0m曇り
スタート時の気温は14.4℃と少し高め。(去年は11℃。)風は横風2mで、天気は曇りとコンディションとしては普通か。

1区
1km2:47
第一工科サレーが飛び出し、札幌学院グレを先頭に第二集団が追う展開。グレも一緒に出なかったのは少し意外だか、予想通りハイペースとなる。

5km先頭アニーダ・サレー14:15
+10~11秒
第二集団
+1秒
喜早(14:27)
5kmを出前にして早くも喜早が第二集団から遅れる。表情や動きからこのままだと持たないと感じて無理に付かず自分のペースで走ろうとしているように見える。

7km先頭アニーダ・サレー20:09
+10秒
第二集団
+15秒?
喜早(20:34?) by TV中継画像
落ちて来た帝京、中央学院をかわすが第二集団との差がこの2kmで更に14秒広がる。

9.5km第一中継所
先頭 駒澤佐藤27:05
2位 中央+0秒
3位 國學院島崎+1秒
4位 青学志貴+5秒
5位 法政内田+11秒
6位 ※日本選抜亀田+12秒
7位 早稲田伊藤+13秒
8位 第一工科サレー+14秒
9位 明治手嶋+16秒
10位 東国佐藤+18秒
11位 順天堂平+20秒
12位 東洋佐藤+22秒
13位 拓殖工藤+29秒
14位 札幌学院グレ+29秒
15位 立命館山田+40秒
16位喜早+59秒(28:04)
※日本選抜はオープン参加の為、区間順位は付くがチーム順位としてはそれ以降繰り上がり東海大は15位となる。

最終的に更に先頭と44秒差離されトップと59秒差16番目で襷リレー、トップが第二集団の駒澤なので第二集団とは2.5kmで更に54秒差を付けられたことになる。
喜早は自分のペースで落ちて来た選手を拾うという冷静な選択をしたが、結局ラストスパートも不発で力の差を見せつけられる結果となった。

総評
ハイペースの展開となったが、第二集団の5km通過は14:25~26なので9.5kmの区間であること考慮すると無理なペースではない。それにも関わらず集団に着くことができず、自分のペースで走ったことから、これが現状の喜早の実力なのだろう。今回、有力校は8km前後までは集団で追い、先頭に追いついてそこからスパート合戦をしている。力の差は非常に大きいが箱根までの2ヶ月弱での喜早の成長を期待したいと思う。