今日はナラティヴ・セラピー実践勉強会#71を開催。机で学ぶ、というよりも脳に汗かきながら「practice!practice!」する時間。どちらかというとハードな内容だけれども、ナラティヴに触れたい、という強い思いで参加していただける方が多いから、いつもいい時間となっている。

うまくできたからいい時間、ではなく、「うまくできないけれどやっていったら今までにないかかわりができるのでは」「豊かな会話につながりそうで、まだまだだけどもっとやってみたい」という思いが終わった後に立ち上がってきているのが、主催者冥利に尽きる。

 

「関心あるコミュニティの存在」というものがナラティヴでは言われているけれど、ナラティヴに興味のある人たちが出会えること自体がうれしいことで、勉強会後も同じ熱を持ってくれる人が一人でもいる(今日の方は全員!というと言いすぎ…でもないと思います(笑))のは、「関心あるコミュニティ」の大事さを改めて語ってくれているように思う。

 

人の話を豊かに聴けることは、人が身につけたいスキルの上位に来ると、自分は思っているのだけれどどうなのだろう。豊かに聴けるだけではなく、話し手のための時間でもあり、聴き手も楽しく聴ける時間というは、お互いが幸せになるように思うのだ。

自分はナラティヴを知ってから、学びを続けていくうちに、何時間話を聴いても飽きることはほぼないが(自分のしつこさがそうさせているところもある(笑))、それは大げさとはいえ、以前よりも相手の話を聴けることができた、というのは、相手のためにもよい時間を作れている、ということだろう。

 

「知っている範囲の中でナラティヴを実践している」という国重さんの本に書かれている言葉を大切にして、今日の学びから、ちょっとでも日常で試してみる勇気に繋がっていたらとてもうれしいこと。

 

「外在化の会話法はやさしいですね」

ふりかえりで行っていただいた言葉がとても響いている。人を責めない会話法は、自分が相手にできる大きな、大きなギフトになるはずだから。

ご参加いただいたみなさま、幸せな時間をありがとうございます(ランチも含めて!)。一緒にナラティヴの沼にハマっていければ(笑)

次回は6/30(日)予定です。

 

PS

「ナラティヴ面白そうだな」とお持った方は、要チェック。

ナラティヴ・セラピーの雰囲気を思いっきり感じられるワークショップ「Tree of Life」があります。人の人生に触れるということはどのようなことなのか。そして、自分の人生を振り返り、これからを感がられる一石二鳥の時間をすごせる、おススメのワークショップです。

 

☆自己理解&ナラティヴの雰囲気をとことん味わえる!

5/6(月祝)1000~1600@渋谷

Tree of Lifeで自分を再発見!

(自己理解ワークショップ:人生の軌跡を表し、見つめなおし、豊かな人生の樹を育てていく)

https://www.facebook.com/events/822636806557039