今日はプロロン新年会。社会人1年目から、ちゃんちゃんこを着るまでのカウントダウンが聞こえ始めそうな方(笑)まで、多様な方々が集まっての3.5時間。四川料理に舌鼓をうちながら、何とはなしに会話をフラットにしている場は、自分が話してなくてもなんだかいいなあと感じる。日常にはなかなかない風景。年齢も性別も立場も関係なく、ここでは自分らしく自分の言葉を話せて、相手のナラティヴを大切にしてくれる。通常と違うのは、相手の話を受けて自分が話すのではなく、そこに問いかけが乗ることが多いこと。問いかけからもっと話し手は話せるし、話してくれた内容から自分に響くことが見えてきたりする。

 

毎月1回、一つのテーマを決めてじっくり対話をするプロロンを始めて、2月でちょうど9年が終わる。

最初はおじさんが多かったけれど、今日の場は年齢も若かったり、女性の方が多かったりと、その変化に場を続けてくると訪れる変化を味わえる。

対話の場だけではなく、コイバーやナラティヴの勉強会、キャリアのワークショップなど人が集まれる場は広がっているが、これからどうなっていくのだろう。願わくば、このプロロンで出会った人たち同士のご縁も生まれていくといいなと思う。

損得の無い場所、自分が責められない会話、自分が自分だと思える時間。そんな場になっていけばうれしいなと思う。

 

新年会らしく、今年取り組んでみたいこともみんなでシェアする。その内容が、人それぞれ違っていて興味深い。それぞれの1年がどうなっていくか。半年後や年末に振り返られればいいなと思う。時を経てまた会いたいな、と思える人がいるのはとてもしあわせなことだろう。居合わせた人で誕生日お祝いができたり、結婚祝いが出来たりと、なんだかそんな偶然のことも四川料理とはまた違ったスパイスになった、とてもほっこりとした時間。はじめましての人もいるけれど、みんな笑顔。

最後はお店の外で一本締めができた、なんだかおもしろい歌舞伎町の夜。