インターンシップの面接や早期選考で面接の相談が増えてきた。それ以外にも「ESに書く内容を広げたい」「自分の軸を見直したい」という方のために、最近はインタビューをする機会が多い。

 

そのインタビューで感じたことをお伝えしたい。面接練習や過去の経験を思い出すために、いろいろな角度で問いかけさせてもらうのだけれど「なかなか思い出せない」という方が少なくない。もちろん、思い出すための時間だから、たくさん時間をかけてもらっていい。

 

ここで伝えたいのは「思い出す」ということをどれだけできているか、ということを自己チェックしてほしいんだ。ここ数年、面接で聞かれる質問が大学時代のことよりも、人生全般の話に広がっているところが少なくない。企業が面接をするのは「一緒に働きたい人」を探しているため。一緒に働くためには、その人の人生すべてを知りたいんだ。

ここに新型コロナウイルスの影響がある。この2年間は新型コロナウイルスの影響で、なかなか大学生活で頑張った経験を積み重ねられていない人が少なくない。そこで企業は「人生で頑張った、真剣に取り組んだ経験」に幅を広げている。

 

大学時代の経験はしっかり振り返れても、なかなか自分の人生全体を振り返れている人はこの時期少ない。いざ面接の本番になったときに、「昔の話だから思い出せない」ということがないようにね。

自分を伝えるには20数年生きてきた自分を丸ごとぶつけよう。今まで生きてきたストーリー全体で伝えられる方が、聴き手に響くから。

キミは「思い出す」ことをこのレベルまでできているかな?

面接で「伝える」ためにはまず思い出すことをしないとね。

 

一人では難しいから、興味関心好奇心のある聴き手に問いかけられると思い出しやすくなります。話すのが「思い出す」ことに一番の効果があるように感じます。

キミの話を伺えるのを楽しみにしています。

 

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