今日はこちらの講座。いつもは自分で企画を立てていろいろなワークショップを行っているが、今回は「こういうのどうですか?」と依頼を受けてのもの。ニーズをうかがってそれに対応するカタチで行うものは、新しい自分の可能性が広がる感じがする。

本題のオンラインでのグループディスカッション(GD)を理解し、体感するのはもちろんだけれども、それ以外の部分で伝わるところがあったならいいな。講座の内容だけに集中するっていつもの苦労とはちょっと違う。

 

もう8年ほど前になるだろうか。JCDA(日本キャリア開発協会)で学んだファシリテートの講座で、長先生がやられていた内容が衝撃的で今でも印象に残っている。内容は、ファシリテートのための講義を行いながら、講義を進めるうえでのポイントを説明して進めていくもの。WSD(ワークショップデザイナー養成講座)でも体験したような入れ子のやり方だ。そのあまりにも見事な進め方に「これはすごい!」と思い出せば感動がよみがえってくる。

今回はその入れ子方式を取り入れるチャレンジ。実際に大学生向けに行う講座の中身を体験してもらいながら、講座の構成や狙いを説明しながら進めていった。長先生の内容には及ばないけれど、自分らしいスタイルでできたのではないだろうか。新たなチャレンジで時間が伸びたのは反省点…。

終わった後に、役に立った、という声よりも、楽しかった、という声が付随してくるのが、なんだかちょっとうれしい。

 

4月から週1で行っているワークショップの経験から伝えられることってたくさんありそうだなあ。自分にとっては当たり前のものだけれども、きっと他の人にとっては貴重なものとなるのだろう。自分が当たり前に持っている関心や喜びもきっとそんなものなんだろうな。お声掛けありがとうございます。おかげで、新しいものが引っ張り出されました。大学生支援者の集いは、今後もやっていきましょう。

 

そういえば、昨年もお声掛けいただいて、北海道でTree of Lifeをやっていたなあ。ニーズに応える。引き出される。依頼されるのもうれしいし、依頼に応えられるようになってきた自分はもっと嬉しい。それにトライしてみようという自分の身軽さはもっともっとウレシイ。

1月オンラインワークショップ祭りは、ようやく中日。あと3日走り切るぞう。