今週土日はNPACCでナラティヴ・セラピーのトレーニングコース。今回は、こうさん(国重さん)のナラティヴ・セラピーのセッションを見て対話をすることを2日連続で行うという贅沢なもの。「以前のわからない、よりもわかったようになった」という仲間の言葉に大きくうなずく。なんだかわからないのだけれど、わからないなりに何かそれについて言葉にできるようになってきているのが、自分にしみこんでいる証でもあるのだろう。

学びの後は移動の電車でぐーすか寝てしまう。ただ、実践に活かすとなると、学びの後は疲労困憊になりたいし、もやもやや頭痛もほしいところ。体を鍛えたら筋肉痛になるように、学びの後もこうでなくっちゃ。

 

この2日間、こうさんのセッションから感じたこと。「自分の人生を語る」ということについて。悩みなのか、不安なのか、期待なのかわからない。わからないなりに、自分の人生を話せる場所がある、話せる機会がある、ということはなんと豊かなことだろうか。改めて、自分もそうした場と機会を提供したい。

「少し楽になった」と感じることがいかに大きいか。解決しなくても聴いてもらうことの大切さはある。体の異変を感じたらお医者さんやマッサージにいくように、ココロの中に何か澱のようなものがたまったら「話に行く」。そんな習慣が根付けばいいな。ささやかながら、自分もその一端になりたいと思った今年最後のナラティヴ・セラピートレーニングコース。

ニュージーランドのお菓子、昼休みの雑談など、リアルの講座の心地よさも満喫しました。