「自分の軸・就活の軸が、これでいいのか…」と耳にする機会が最近、重ねてありました。

この言葉を聞いて、自分は2つのことを考えます。

一つが、「自分の軸・就活の軸は変わっていく」ということです。特に就活の軸は、就活を納得するものにするために、自分のキャリアを満足するために立てる仮目標的なもの、ととらえたほうが良いように思います。いわば、夜の海を照らす灯台のようなもの。どちらに進んでいいかわからない状況で、「とりあえずこちらに進んでみよう」という行動の指針となるようなものです。

「就活の軸がこれでいいのか…」ということを悩んでいる人は、就活の軸は一度決めたら不変なもの、という前提があるように思います。そんなことは全くなく、実際に動いてみて、形を変えていくことがほとんどです。現に社会人(自分も含めて)でさえも、働きながら「働くことの軸(≒社会人でいう就活の軸)、自分の軸」は変化していくものですからね。

 

もう一つが、「自分の軸・就活の軸を知るのは自己分析だけじゃない」ということです。自分の軸・就活の軸は自分の中だけを見続けても、いいものが見つかりにくいな、というものがあります。もちろん、「自分はどういう人間か?」そこにアンテナを立て、見つめ続けることは大事です。大事ですが、自分の軸や就活の軸は、ある程度見えたら外に出していかないと、磨かれません。

特に就活は、社会でどう生きていくかを決めること。そのためには、外を知る(社会を知る)ことで、見えてくるものもあります。こうした働き方があるだ、こうした仕事があるんだ、こうした貢献の仕方があるんだ。そのような発見があることで、「これもいいかも」「あれはちょっと違うな」と、就活の軸が形になってきます。

また、自分の軸・就活の軸は外に出すこと(アウトプット)することで、反応が返ってきて、それで考えらえることにもつながります。

 

自分の軸・就活の軸を知るために、自己分析をする。それはとても大切なこと。でもね、それだけじゃなくて、やっぱり外を知る、外に出す、こちらも大事にしてほしいと思います。特に就活準備で、おろそかになる部分でもありますから。

 

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