今年は、大学1、2年生の就活に対する動き出しが早い。いろんな大学生が参加するキャリア講座への参加率が昨年に比べて高いのだ。就活のスケジュールが実質的にルール無用になってきたことも影響しているのだろう(もちろん、その不安だけではなく、好奇心で行動しているという部分も大きいのだが)。

就活の開始時期が実質ルールがなくなったことで、逆に就活の長期化が進んでいる現象を現場にいる自分は大変憂いてるが、逆に自分の将来を真剣に考える機会を早くから持つことは、プラスの面でもある。

 

そんな積極的な1、2年生が集まるキャリア講座だが、先日「自分のなりたい姿がまだ見えないがどうしたらいいか」というニュアンスの質問があった。これは1、2年生だけではなく、インターンシップに参加している3年生の中でも多いものだから、1、2年生のみなさんは安心してほしい。

 

なりたい姿を見つけるには、どうしたらいいだろう?

自分はおススメしたいのは、「多様な価値観を持つ集まりに参加すること」だ。

なりたい姿を見つけるために、自分一人で考えてもなかなか見つからない。もちろん、自分を振り返る自己分析は有効だ。ただ、いくら考えても、今までの自分の中にはない可能性がある。それは「学校」という狭い世界で過ごしてきたからしょうがないところがある。

「多様な価値観を持つ集まり」に参加することで、いろいろな人の夢やなりたい姿などを聴くことができる。いろいろな人のパーソナリティに触れることができ、そこからキミが感じることがきっとある。

それは、「いいな」と思うことかもしれないし、「違うな」と感じることかもしれない。「違うな」はひっくり返せば「いいな」につながるヒント。「何がそう思わせるのだろう」と考えることで、見えてくるものがある。

自分自身に響くものがきっとあるから。

 

それは、インターンシップのような就活の場、でもいいのだが、できれば多様な年代職業、性別が集まるところがいい。自分の大学内に収まらない広い社会の縮図のような場所へ、積極的に足を運ぼう。

「なりたい姿がない人へ」。壁に向かってうんうんうなっていても、それはきっと見つからない。だって、キミの中にないかもしれないのだから。なりたい姿は、リアルな姿を見ることで共鳴することが多い。リアルな姿を見ることで、自分の中にある「なりたい姿」がこれだ!、と響きあうから。

 

「Boys be ambitious」のクラーク博士、ではないが、「若者よ、外に出よう!」ですよ。

なりたい姿を見つけにね。

 

 

 

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