この2日間は大学1,2年生向けのキャリア講座。昨年から毎月1,2回担当させてもらっている講座でもある。

同じ献立が続いても平気(むしろ好み)の、継続が好きな自分でも、毎回同じ内容のもの行うとなると、数パーセントは情熱が弱くなってしまう危険性がある。参加者が違うとはいえ、だ。

 

そこで最近意識的に行なっているのは「意図的にチャレンジを入れようとする」ことだ。

それがうまくいくかどうは関係ない(参加者にとっていい場にするための努力はしながら、だけど)。そして、そのチャレンジの大きさは小さいものでもいい。大事なのは、どう変化をつけよう、と考える時間でもあり、意図を持って行おうとすることだ。

予定調和ではなく、いわば、生きているもの、を必ずどこかに入れていくこと。

 

だてに50回以上も毎月対話の場を開催していない。この週末の講座も、一つ新しい試みを仕組んでいた。幸い(かどうかわからないが)、今までにない、参加者から質問や感想が10回以上出るという驚きの展開だったので、その試みが発動することはなかったのが残念。次回のお楽しみ、というところだろうか。

 

同じことをやっていては、飽きがくる。初心に戻ろう、と思っていても、なかなか100%そのモードに入ることは難しい。継続のコツは「チャレンジを意図的に入れようとすること」。決まり切っていない、生きているものを入れることだ。

30人中、24人が懇親会に残ってくれた、というのを講座の成果と捉えるのは難しいかもしれないが、まずは喜ぼう。情熱が伝わった一つの証として。