ムーラン気になる話
『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』劇中でシャルル・ジドレール氏がくゆらしてらっしゃるタバコの銘柄が気になる今日この頃です。
フランスだったら『ジタン』?『ゴロワーズ』?
甘い香りが気になります![]()
やっぱり踊り子の『ジタン』かな?
タバコ全くわからなくてごめんなさいっす。
『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』@日本青年館
『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』
とりあえず、初日から三日目まで観てまいりました。
まず一歩ロビーに入ると圧倒されるような花!花!花!
夢の舞台の入り口にはふさわしい眺めだなと思いつつ、華やかな本チラシをいただき、パンフレットを手にして期待に胸膨らませて客席につきました。
上演時間は3時間40分弱。
初日を観て、正直舞台としては失敗作だなと思いました。
勿論『もったいない』失敗作ですが。
お話の散漫さとそれに伴う時間の長さ、長いな…と感じさせてしまうものの原因は何かなと考えるに、…いわゆる大人の事情の匂いしかしないっす。。
一観客である自分には、「だから事情を汲んでくださいよ」はまったく関係ないお話で、「事情分かります」もまた傲慢だと思います。
とはいえ、『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』を観て色々と感じるもの、心に響くものがあった自分としては、もったいないなと残念だったり腹立たしくだったり思いつつ、そして失敗作であるということも含めて『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』はそのテーマを体現しているのかなともしみじみ思うばかりで、心に残る作品であることには変わりありません。
気になったこと。
一日目の音響のアンバランスさは徐々に改善されてたように感じましたが、それでも歌がとても聴き取りづらく何と歌っているのかわからなくてもどかしかったっす。
ダンス、もうちょっとどうにか…。
ギャレットで競い合う踊り子たちという夢を壊さないためにはダンス無し!でも良かったんじゃないかと。
良かったこと。
アンナ・ヘルト役の山本優希ちゃんが、ちょっと背伸びしたような赤い口紅とびっくりするくらい華奢な身体でダンスの時もにこにこ伸びやかに可愛くキュートで、後々の大スターの新米時代という役柄にぴったりでした。
シン・ミスク役のジョンテ君、寡黙な演技から一転のあの歌声にはぐっと惹きつけられるものがありました。「冷たくない」、本当は熱いものを心に秘めている若い画家というのがそれだけで納得。なので、あの階段を上がる際の歌声が拾えなかったり??なのは何とかなってください…
ゴッホ役の佐久間祐人さん。かわいいっす。憎めない愛されキャラのゴッホですが、もっともっと狂気よりのドロドログチャグチャしたゴッホを佐久間さんで見てみたいっす。
そしてお目当ての小田井涼平さん。
シャルル・ジドレール役としてあるときは軽妙に、またダンディに、モンマルトルの夜の世界に君臨する男の大人の魅力を振りまいてらっしゃいました。
悪役と伺っていたのですが、物語のキーマンとしてすごく美味しい役どころ。
や、悪役は大抵美味しいです。美味しくいただくっす。
実際にもオーナーとしてムーラン・ルージュをパリ随一の歓楽の館と成しあげた実在の人物です。
そんなシャルルの台詞がズドンと胸に響きました。
ロートレックにしろ、劇中で語られる言葉、思いは、真摯であるがゆえに青臭く、でもそこがとても好きなところなのですが、シャルルもまた真摯な、いち人間であるところが垣間見えてますます魅力的に思えました。
もっともっと掘り下げて、『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』の世界の中のシャルルを観てみたいと欲が増すばかりです。
ということで、自分的後半戦を今日明日観てまいります。
今回はどうしても都合が合わず泣く泣く中抜けしてしまいましたが、あと三回がっつり観るっす!
またもろもろは千秋楽後にでも。
千駄ヶ谷のモンマルトルにいってきまーす!
(てゆうか、むしろ破落戸酒場に行きたい……)
『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』
日仏交流150周年記念公演
『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』
2009年9月5日~12日(土) 劇場:日本青年館大ホール
一世紀の時を超えパリのキャバレーが甦る!
1896年モンマルトル。そこは、かつての名立たる芸術家の街。
ロートレック、ピカソ、ルノワールなど画家の巨匠たちが生きた時代です。
パリ、モンマルトルのキャバレー「ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット」の時代を、
豪華キャスト陣ともに今秋再現します。
作・演出■西田大輔(AND ENDLESS)
出演■
米倉利紀 伊藤由奈施 鐘泰 (JONTE) 有村実樹
椿姫彩菜(Wキャスト) はねゆり(Wキャスト) 長澤奈央
上原歩 山本優希 斉藤未知 田中良子 小牧祥子 後藤藍
小田井涼平 大野哲生 村田雅和 村田洋二郎 佐久間祐人
観に行ってきます。