競馬で、1億4千万円の利益を出したサラリーマンの話しの続きです。
今回は、税金のことはスルーして、競馬でこれほど稼いだやり方を考えてみましょう。
このサラリーマンは、競馬ソフトに、独自の法則を加え、1億4000万円の利益を得たようです。
この話題が、Yahooのニュースになった時に、この競馬ソフトのページにアクセスが殺到したらしい…
そりゃあ、負けている人だらけの競馬で、これだけの利益を出したっていうんだから、どんな賭け方をしたのか知りたい所。
ただ、このソフトに、独自の買い方をプラスしてやったというのだから、ソフトに興味はありません。
総利益の大きさや賭けた総金額の大きさに目が奪われがちですが、もっとも注目する点は、利益率の低さです。
払い戻し合計30億1000万円。
馬券の購入代金合計28億7000万円
利益率は、
5パーセント程度∑(゚Д゚)
これはちょっと恐ろしい
たった100万の資金から、利益率5パーセント程度で、3年しか掛からず1億4千万円の利益を出すとは…
ある意味、最高の錬金術の一つなのではないかとさえ思います。
株やFXでも、真面目にやれば5パーセント取るのに、数ヶ月掛かったりするものです。
大きい金額を稼ぐには、それに見合った資金が必要だし、資金が大きくなれば、負けた時の金額がでかくなる。
稼ぐスピードを上げる為に、レバレッジを効かせるのも、リスクが高くなります。
このサラリーマンがやったやり方は、それよりも薄いリスクで、着実に増やしていったと思われます。
このやり方の凄い所は、統計学的に少しでも増えいくであろうやり方なら、レースは大量にあるし、賭け金を上げれば、いくらでも利益金額を上げていける所です。
一応、雑誌で、このサラリーマンがやっていたであろう賭け方が大雑把に載っていましたが、そのやり方以外にも、統計学的に探せば、たくさんあるはずです。
5パーセントという低い利益率と言っても、ほとんどの人がネットのマイ投票履歴から回収率を見ると、100パーセント以下なのだから、たくさんのレースをやり、当たったり外れたりして、回収率105パーセントでも充分な結果だとは思います。
でも、こういうのって、好きなレースに好きなように賭けてる時はまったく気にならないんですが、一定の決めたやり方だと、頭の中で計算が働き、精神的にやってられないんです。
このサラリーマンのもっとも凄い所は、よくもまあこんなつまんないやり方を続けられたなということ。
極端な話、利益率5パーセントなのだから、1レースに1万賭けて、1万500円になった。
喜べますか?
全レースが当たるわけじゃないだろうから、120パーセントだったり、200パーセントだったり、全外れだったりを繰り返して、105パーセントになるとする。
これでも、ちょっと不安で辞めたくなります。
穴待ちのやり方だとしたら、例えば1レース2万円賭け、10レース目に20万5千円当った。
極端な例ですが、これじゃ外れている時の不安でやっていられません。(先に当たって減っていき5パーセントになるのも一緒)
穴狙いなら、一撃で大金を得る可能性があるけど、結果5パーセントの利益率だったのだから、負けレース続きに精神的に持たないです。
これが、好きなように毎レース賭けている場合は、ホント続けられるんですねぇ
それは、自分の予想が存在し、楽しんでいるから。
ただ勝ちを追求し、数学論や統計学を駆使し、機械的に同じ買い方をし続け、目標の利益率までわかっている。
当然高い利益率は望めないし、レースは見る必要もないし、自分の予想も存在しないし、このつまらなさは半端ないです。
普通、競馬といえば、パチンコなどと比べて、一攫千金のイメージがあるので、1年の目標収支とか100レース後の収支というより、今の目の前の1レースで、1万円を10万にしてやろうとか、何倍にもしてやろうと思っているはずです。
それが、結果的に、このサラリーマンは、5パーセントという低い利益率で、たったの3年しかかからずに、1億4千万円の利益を得ました。
株やFXでも、100万円を3年で1億4千万円にするのは、難しいだろうし、統計学や数学を駆使したならば、リスク的には、このサラリーマンの方がかなり薄かったと思われます。
さて、自分は分野は、競輪なので、本気で投資競輪でもやってみるか…
ちょうど自分が投資競輪をやってみようと思った数日後に、このサラリーマンの馬券税金裁判のニュースが出て、あれから半年待ったんだよね。
一応競馬にも考え方は繋がるで、自分の投資競輪の考え方を、またの機会に書いていきます。
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