ユウ金瓶梅。壱
4/30に終演しました、
乙女企画クロジ☆第10回記念公演「異説 金瓶梅」
沢山の写真と思い出を、
がんばってまとめます!
こちらの記事では、
「人間」にスポットを当てた<有機物編>としてお届けしたいと思います…!
※装置小道具など<無機物編>はこちら
今回の舞台の戯曲には原作がありました。
中国三大戯曲のひとつ「金瓶梅」を、
森悠先生がアレンジしてクロジ流に書き上げたのが今回の「異説 金瓶梅」。
森悠先生がアレンジしてクロジ流に書き上げたのが今回の「異説 金瓶梅」。
幸せの価値を自分で決められない女・藩金連の物語。
自分の旦那まで殺して街の有力者・西門慶のもとへ嫁ぐものの、
その男にはすでに4人も妻がいて…というところからお話が始まります。
すでにいた四人の妻と主人公金蓮、
後に妻になる第六婦人に囲まれた旦那様!
…原作では気持ちのいいほどの悪っぷりを披露する
藩金連と西門慶ですが
クロジ版は一味違った解釈とアレンジでお届けしました。
その男にはすでに4人も妻がいて…というところからお話が始まります。
すでにいた四人の妻と主人公金蓮、
後に妻になる第六婦人に囲まれた旦那様!
…原作では気持ちのいいほどの悪っぷりを披露する
藩金連と西門慶ですが
クロジ版は一味違った解釈とアレンジでお届けしました。
わたしは四人の妻のひとり、
第三婦人の孟玉楼を演じました。
どんな状況も自分の解釈で楽しめる京楽主義者
時に残酷、時にお茶目ちゃんといったような役柄でした。
実はこの役柄、
昨年延期される前に演じていた台本と、
今年の改訂版の台本とでは、
(延期に合わせ台本自体がかなり変更されたのです)
まったくと言ってもいい程違ったのです。
改定前台本が販売されていましたので、
ご覧になった方はご存知かと思いますが、
前回は主人公金蓮の良き理解者であり、
友人であり、同性としては一番近い存在でした。
今回は良きライバルであり遊び相手であり近いようで遠いようで、
でも近いようで掴めない間柄に変わっていました。
最初はそれに少なからず戸惑いましたし、
すこし寂しくもありましたし、
役者全員が持っていたことだとは思いますが前回そのままでは無いにしろ、
同じ人間を演じるということを自分なりに消化して表現することは、
決して簡単な作業ではありませんでした。
いろんなジャンルの舞台で楽しんで生きてきましたが、
結果出来あがった玉楼さんは、
今まで通り普通にさらりとやったら
なかなか辿り着かなかったパワーバランスで仕上がりました。
これを!と配役してくれたクロジのふたりと、
当て書いてくれた森悠先生、
そして真剣に向き合ってくれた演出家の三浦さんのおかげだと思います。
玉楼って、
私の中にいくつかある核みたいなものを
ピックアップして倍増させて増殖させて爆発させたみたいな
性格だなあと、
演りながら実感していました。
衣装とヘアにも助けられました!
第三婦人の孟玉楼を演じました。
劇中では、
「男顔負けの勝負強さと知的な口元、
手練手管で男を虜にする小さな床上手
西門家の知性の泉 第三婦人 孟玉楼」
と紹介されておりました…*
どんな状況も自分の解釈で楽しめる京楽主義者
時に残酷、時にお茶目ちゃんといったような役柄でした。
実はこの役柄、
昨年延期される前に演じていた台本と、
今年の改訂版の台本とでは、
(延期に合わせ台本自体がかなり変更されたのです)
まったくと言ってもいい程違ったのです。
改定前台本が販売されていましたので、
ご覧になった方はご存知かと思いますが、
前回は主人公金蓮の良き理解者であり、
友人であり、同性としては一番近い存在でした。
今回は良きライバルであり遊び相手であり近いようで遠いようで、
でも近いようで掴めない間柄に変わっていました。
最初はそれに少なからず戸惑いましたし、
すこし寂しくもありましたし、
役者全員が持っていたことだとは思いますが前回そのままでは無いにしろ、
同じ人間を演じるということを自分なりに消化して表現することは、
決して簡単な作業ではありませんでした。
いろんなジャンルの舞台で楽しんで生きてきましたが、
結果出来あがった玉楼さんは、
今まで通り普通にさらりとやったら
なかなか辿り着かなかったパワーバランスで仕上がりました。
これを!と配役してくれたクロジのふたりと、
当て書いてくれた森悠先生、
そして真剣に向き合ってくれた演出家の三浦さんのおかげだと思います。
おかげで「玉楼様」は
どうなってもぶれないひとつの人格として、
私の中に息づいてくれました…*
玉楼って、
私の中にいくつかある核みたいなものを
ピックアップして倍増させて増殖させて爆発させたみたいな
性格だなあと、
演りながら実感していました。
衣装とヘアにも助けられました!
後ろがちょっと長くてお気に入り…*
普段は眼鏡のロングなので、
私だと気付かれないことも多く、
途中からもしくは終わってから分かったというお声を多く頂き、
意外な盲点だった…!と、むーむーした気分になりました…(笑)
金蓮や武松さんに比べたら、
ハードなシーンのない玉楼さんでしたが、
玉楼さんの中身のあきやまさんは、
まー怪我の絶えない人でして、
今回の公演では仕込み中に亀裂骨折をし、
稽古中に色んなものを持ったり運んだりするのも
すべて左中指をおったてながら…という
大変もどかしい有様でした…。
小屋入りしてからはだいぶ指もくっついてきていたのですが、、
その矢先、
場当たり中にセットからコケ、
右の足首を打撲、
毎公演コンシーラーを塗りたくって隠しておりました…。
もどかしさからのイライラは少なからずありましたが、
痛みには慣れているのもあり演技には支障が無く、
「まあこれだけ身体を捧げたから成功させて頂けたのだ」
というくらいの気持ちで千秋楽まで乗り切りました。
そういうあっけらかんとしたところは、
玉楼さんに近いですね(笑)
そして今回頂いた差し入れの一部…!
みんなにお裾分けさせて頂きましたよ!
関さんからはこんなすばらごい差し入れを全員に…!
ケータリングコーナーには
たくさんの差し入れが山盛りになっておりました…*
こんなものも…!
また今回大きな名前入りのお花も頂きまして、
かわいいアレンジもされており、
初日から楽日まで心強く、
ほんとうに嬉しかったです!
やまこカンパニー様、ありがとうございました…!
女の子ですからね、
やっぱり花は嬉しいものです…*
他にもたくさん頂きました!
本当にありがとうございました…!
選んで、会場に持って来て下さった、
その時間とお気持ちが本当に染み入ります…*
…長くなって参りましたので、
ここで<有機物編>を一旦切り分けて、
次は<有機物編(共演者&おまけ)>で記事を書こうと思います…*
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)