新春ダイニホン。 | あきやまかおるオフィシャルブログ「御贔屓ウムラウト」Powered by Ameba

新春ダイニホン。

2006年になってまだ二日目だってのに、

今日はプロレス観に行ってきたよ!


…まーたー?って思うかもしれないけれどもね;、

今日行った大日本はね、横浜が本拠地だからね、

1ヶ月に一回くらいしか都内で見られないのね、

だからこの日を逃すと次は2月になっちゃうの。

こないだのDDT(※12/28参照http://ameblo.jp/servlet/TBInterface/10007509766 )で更に興味が湧いた団体だからね、

鉄は熱いうちに打てってね、言うじゃない、ね…?



はい。イイワケおわりーっ。



ほいでもって行ってきました、後楽園ホール。

デスマッチで有名な団体ですからね、初めてを独りでゆくのはさすがにちょっとこわかったから以前大日本を勧めて下さったライターのはらぐちさんをお誘いして一緒に行って貰いました…(笑)



掻い摘んで幾つかを…



第4試合の「バカガイジン」3WAYマッチ ※1、これがねえ、もー面白かったっ。

いきなり取り出されたコンビ二風ビニール袋、三人してじゃらじゃら何かをばら撒く。

キラキラするそれは、画鋲

そうです、リング上に画鋲ばら撒いて戦うわけですよ(笑)

…団体側にも秘密だったようで、試合と試合の境目の片付けでワタワタしてました;

繋ぎのトークで「今休憩にしておけばよかったですね;;」とポロリ。


見えにくいですけど、

06-01-02_19-44.jpg 三人してパイプイスに座って殴りあう図。

最近のお約束みたいです(笑)、

画鋲を撒いた板をヨイショとどかし、きちんきちんと無言でパイプイスをリング上に並べるマッドマンさん、無言でそれを待つ他の二人、並べ終わったらいそいそ座る三人のバカガイジン。。

カワイイ。

どんどん展開する試合、結局三人とも画鋲の餌食になって、背中やおしりや手のひらを刺さった画鋲でキラキラさせながら戦い続ける……盛り上がる観客席から、大「バカガイジン!」コール。

最終的には三人とも血だらけになって終わりました。

すごいね、さすが「バカガイジン」と皆から愛されるだけのことはある。。

画鋲を使ったデスマッチはテレビで見たことがあったけど(オートンhttp://www.wwefanclub.ne.jp/superstars/detail.php?id=32 の背中がキラキラしてたのは衝撃的だった)生で見られるとは思わなんだー。




それから最後の試合 ※2、これまた見られると思わなんだ有刺鉄線ですよ。

こないだいいなあと思った邪鬼さんも出てらしたのでわくわく。

キンちゃんの愛称で親しまれる金村さんも出てました*

前にハッスル観に行った時に見たのが初めてだったかなあ。。

06-01-02_20-43.jpg いつものダンス(笑)

観客も一緒に踊る*

そうそう、金村さんといえばこれですー。


こういうところもいいですよね、プロレスって。

演劇も時々「お決まり」のなにかがあったりしますけれども、どうしても内輪受け的な匂いがしてしまうのよね(まだなんにもしてないのにある俳優さんが出てきただけで笑いが起こるとか、観客がロボットのように拍手する劇団○季のアンコールとか…どうしても疎外感を感じてしまいます)。歌舞伎の掛け声の場合は玄人しか手を出せない、何か高尚な匂いがしますけれど。

プロレスの場合は、初めて行った人でも雰囲気だけで楽しめるので、自分の知らないお決まりの何かがあっても引いちゃったりしないんだよなあ、不思議ぃ。。



後楽園ホールは適度な広さなので、

レスラーさんたちが触れるくらい近くで場外乱闘してくれるのですが、

06-01-02_20-49.jpg 今日もこんなに近くで(笑)

※左で頭を押さえてるのが邪鬼さんです。


…こういうのがまず演劇と違うところですよねえ、

演劇の場合、「舞台」「観客席」という2つの境界線が暗黙の了解で存在し、客席側から俳優が登場することはあっても、その「役」の人は「観客」という存在は無いものとして演技しますよね。客いじりをする事はありますけど、それはコメディ系に限ってであってストレートプレイな舞台にはまず無いことです。「アドリブ」も違いますよね。



両者とも、「演者」「観客」「脚本」があるものなのに、この違いはなんなのか。




うーん。

演劇畑の人間としては、こういう違いも興味の対象なのです。

でも演劇も好き、プロレスも好き。

あーしあわせ。


演劇オタクの人にプロレスを観て貰いたいなあ。

プヲタ(プロレスオタク)の人にも演劇を観て貰いたいなあ。


お互いがお互いを知って貰えるきっかけを作りたいなあ。。




そういう仕事ができるようにも、これからがんばろー。

だってこんなに素敵なんだもん。


うん!!!




1・2後楽園ホール『2006開幕戦』


■メインイベント※2

ノーロープ有刺鉄線トルネード6人タッグデスマッチ
アブドーラ・小林
伊東竜二
“黒天使”沼澤邪鬼
vs
佐々木貴
金村キンタロー
BADBOY非道

■セミファイナル
関本大介
vs
田中将斗


■第4試合3WAYマッチ※1
マッドマンポンド
vs
MASADA
vs
マッドドック


■第3試合タッグマッチ
MEN'Sテイオー
怨霊
vs
GENTARO


■第2試合タッグマッチ
大黒坊弁慶
豹魔
vs
谷口裕一
黒田哲広


■第1試合タッグマッチ
マンモス佐々木
シャドウWX
vs
井上勝正
近藤博之