
「すごい商品名だ!」と思って買ってしまった。
よくよく考えれば、「甘くないカフェ・オレ」のことなんである。
なるほど。
でも、こういう発想嫌いじゃないですぜ。
自分のことをふと省みるに、「甘いオレ」というフレーズが浮かび、白い吐息とともに、冬の夜空に消えていった。
甘い恋とかしたい。
甘いひとときとか過ごしたい。
とか何とか、連鎖的にセンチメンタルなムードに包まれそうになったら、「世の中そんなに甘くないぜ」と言わんばかりに寒風が吹き荒んで、僕のコートの裾を揺らしていった。
もうすぐ、クリスマスである。

