皆さんは大堀相馬焼をご存知ですか??
大堀相馬焼は私の故郷の伝統工芸品です。
この陶器の特徴は3つ
其の➀ 『青ひび』…薄緑色の地に葉脈のように広がる細かな模様。
ひびは素材と釉薬の収縮率の違いから、
焼成後の冷却過程で表面に細かな亀裂が入るのですが、
その時にピーン…と鳴り響く亀裂音も最高~。
其の➁ 『走り駒』…左を向いて疾走する馬の意匠は「走り駒」と呼ばれる旧中村藩の御神馬。
「左馬(ひだりうま)」とも呼ばれていて、
“右に出るものがない”という意味をもつ縁起物。
其の③ 『二重焼
(ふたえやき)』…中が空洞になった二重構造は相馬焼ならでは。
この二重焼にはハート型の穴があり、「波千鳥」と言われています。
波の模様も描かれていて、一緒に描くことで「共に荒波を乗り越える」
という意味を持つので、夫婦円満や目標達成を願う縁起物でもあります。
私が今、愛用しているのはこのマグカップ
このデザインにもちゃんと意味があります
それがこちら
(左側が切れてしまっていますが、皆さん分かりましたでしょうか?💦)
自分の生まれ育ったふるさとのものは持っているだけでなんだか心が癒されます
何事も馬九行久(上手くいき)ますように・・・
From A.M.