みんなのお悩み ~断捨離編②~ | エシカルファッションスタイリストあられ

エシカルファッションスタイリストあられ

人にも地球にもやさしいエシカルファッションサービス「アポルテコーデ マルシェ」主催者。服の廃棄0を目指して地域活動にも力を入れています。和歌山県の古民家で9歳差姉妹の子育て中。

こんにちは!

和歌山県有田川町在住、大阪と和歌山で活動する

主婦スタイリストあっこです(^^)

 

 

「みんなのお悩み ~断捨離編Part2」ですニコニコ

前回はわたしの収納方法を書きました。今回はよくあるお悩みにお答えしていきます。すべて実際にわたしが断捨離をしている中で思ったこと、わかったことです。

 

 

物を減らすことって言葉にすると簡単だけど、実際にするのは難しいんです。

だって減らすということは、物を捨てることだから。

日本には物を長く大切に使うことをよしとして、捨てることをよしとしない考え方があります。

とても素晴らしい考え方だと思います。

だから、”捨てる”って、とても心の痛む行為だと思うのです。

服を捨てようとする時っていろんな想いが、沸き起こりませんかはてなマーク

この服仕事を頑張ったご褒美に買ったなあ、とか、誰々にプレゼントされたものだなあ、とか、この服はすごく気に入っていろんなところへでかけたなあ、とか。

服って、そんな想いものせたものだから、捨てると気持ちの一部まで切り捨ててしまうようで、簡単にできることではありません。

そして、そういう想いが物を減らすことを阻む原因だとも思います。

 

服は消耗品なので、いつかはお別れしなくちゃならない。(”捨てる”というと直接的すぎるので、わたしは、”お別れする”という言葉をよく使っています。)

では、どういうタイミングでしたらいいのか。

これから、お客様からよく聞く想いをひとつずつ紐解いていこうと思います。

 

#たくさん着て、傷んできたけど、気に入っているから捨てられない。 

 

何度も気に入って着た服って、着心地もいいし、思い出もつまっているし、なかなか手放せないですよね。

でも、結論からいうと、こういう服はお別れしてください。

傷んだ服を着てると、自分が思っている以上に見た目は疲れて見えます。

時々、毛玉がついている服をそのことに気づかずに着ているママを見かけるのですが、子供で手がいっぱいで余裕がなさそうに見えるママが多いです。

余裕がないときって、鏡を見る時間もないし、自分の服に構ってられないですよね。こういう内面が、毛玉という形になって現れるんだと思います。

 

断捨離するとき、一番最初に傷んだ服(毛玉がついている、穴が開いている、汚れがとれない、伸びているなど)とお別れすることをおすすめしています。

この基準はおしゃれに関係なく、すべての方に共通することだからです。

初めにある程度服の量を減らせるので、そのあとの仕分けもしやすくなります。

 

そして、服の傷み具合についてですが、基準はひとそれぞれ違うと思うんですよね。

わたし自身のことでいうと、専業主婦のときには気にならなかったのに、今回はお別れすることになった服もありました。前はこの毛玉を見逃してたんだー、と思うとびっくり!それと同時に自分の意識の変化にも気づけました。

どのラインから、という正解はないと思います。

ただ、その時の自分がちょっとでも「大丈夫かな?」と不安に思ったならお別れしてください。毛玉が見えてるかも、と思いながら服を着るのっていやですもんね。

 

わたしの失敗で、2、3回の洗濯で毛玉だらけになる服がありました。安価な物に多いですが、それなりの値段がしたものもありました。昔は意地になって、着たこともあったんですが、意地で着た服で一日快適に過ごせず、結局すぐにお別れしました。今は毛玉ができにくい素材かどうか必ずチェックしてから購入しています。失敗をすると、自分の中の買い物の基準ができてきます。どの生地が長持ちするのか、値段に関係なく見極めることができるようになってきました。

ポリエステルなどの化学繊維が入っているものの方が毛玉はできにくいです。ファストファッションでもH&MとGAPのTシャツは長持ちするので、愛用しています。

 

#ほとんど着ないけど、気に入っているから捨てられない。

 

こういう方はとっても多いです。

わたし自身こういう時期があったのですが、今ではまったくないです。

無くなった理由は、今着る服でクローゼットを埋めたい、と思ったから。今の自分に似合う、今身に着けるものがわたしの気に入っている服だから、着ない服への執着がなくなりました。そう思った時から、クローゼットも、気持ちもクリアになっていきました。

ただ、すぐにこう思えるようになったわけではありません。

 

具体的にどうていったらいいかというと、まずは流行遅れのものとはお別れしてください。

完全に流行遅れのものはわかりやすいんですが、デニムやシャツなど定番アイテムも流行がわかりやすいので、古いものはお別れしてください。

 

 

どうしても気に入っている、とか着れそうだと思う服は、その場でコーディネートを考えて、次の日に絶対着るぞ!と心に決めて、コーディネートごとハンガーにかけるといいですよ。そうして実際に着てみると、自分のワードローブになじんでいく服と結局しっくりこないままの服とにはっきり分かれていくんです。すると、不思議と執着がなくなり、納得してお別れすることができました。逆に、ずっと眠っていた服がヘビロテになるという意外で嬉しいことも起きました♪

 

 

#もしかしたら、いつか着るかもしれないので、ライフスタイルが変わっても過去の服を捨てられない。

 

これは、お別れしてください

「いつか~」と思って置いておいた服で、また着た服って、今まで無いです。

現在に不安や不満を持っていて、過去に執着する気持ちを持っていると、過去の服もクローゼットに溜まっていきます。割り切る気持ち、覚悟を決める気持ちを持つことはとても大切です。

時間は常に進み続けているので、またライフスタイルが変わったとしても、クローゼットに忘れ去られた過去の服を着ることはないです。

 

わたし自身の今回の断捨離の過去の産物は、”リクルートスーツ”と”ヒール靴”。

何度もクローゼットを整理し、引っ越しもしたのに、当たり前のようにリクルートスーツを持っていたんです。自分なりに分析した理由は、①高いものだから。 ②プレゼントされたものだから。 ③状態がいいから。

でも手放してみて、全く後悔もなく、むしろ絶対着ないのにまだ持っていたのが自分でも不思議なくらいでした。

ヒール靴も、①子供が大きくなったら履くから。②子供なしのお出かけの時に履くから。③高かったけどあまり履いてなくて状態がいいから。 という理由で持っていました。でも結局履かずに、流行遅れに。

結婚式のお呼ばれ用のヒール靴だけ残しました。

 

「もしかしたら~」で残した服は、冠婚葬祭用の服だけ。これは社会人のマナーとして持っています。

 

以上が、よくある意見へのわたしなりの答えでした爆  笑

わたしが断捨離していていると、心の垢がとれていく感じがするんです。よく”クローゼットは心の鏡”と言われますが、本当にそのとおり!!

そして、残った服を見ると、自分の好きなもの、似合うものって本当に限られているんだなあと感じます。同じブランドのものが残っていたり、同じ形の物が残っていたり。限られていることが残念なのではなく、これでいい!という気持ちになるんですニコニコ

 

少しでも誰かの断捨離のヒントになったり、毎日のおしゃれが楽しくなる力になれたら、と思いこの記事を書きました音譜

 

ありがとうございました爆  笑

 

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大阪と和歌山で活動する主婦スタイリストあっこ。

堺市北区おうちカフェももさんにて不定期で子連れOK!授乳OK!な相談会を開催中。個別での相談も受け付けています。日時場所はメールにて、相談の上決定いたします。

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スタイリストあっこニコニコ

 

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