19日(水)、横浜で行われたDeNAとの18回戦。巨人は井上、DeNAは東が先発し、最後まで1点を争う緊迫した展開となった。
巨人にとっては、序盤から何度か得点のチャンスを作りながら、それを生かし切れなかったことが悔やまれる試合となった。最終回にも一打同点の場面を作ったものの、最後まであと1本が出ず。DeNAに0対1で敗れ、連敗を喫した。
それだけに、試合を振り返れば悔しさの残る一戦だ。とはいえ、最後まで1点差を追い続け、終盤には同点のチャンスまで作ったところには、次につながる部分も見えた。
先制を許すも、すぐに反撃のチャンス
試合は1回裏、井上がエンカーナシオンに適時二塁打を浴び、DeNAに1点を先制される展開となった。
先に1点を奪われた巨人だったが、すぐに反撃のチャンスが訪れる。2回表、坂本勇、佐々木の連打などで一死一二塁とし、同点、さらには逆転への期待が高まる場面を作った。
ここで打席に入ったのは笹原。しかし三振に倒れて2アウトとなると、続く井上も内野ゴロに倒れて3アウト。せっかく作った好機を得点につなげることができなかった。
1点を追う試合だけに、こうした序盤のチャンスをものにできなかったことは大きい。とはいえ、坂本勇、佐々木の連打からチャンスを作った攻撃には、反撃への糸口も感じさせるものがあった。
東を攻略できず、苦しい攻撃が続く
その後も巨人打線は、DeNA先発・東を前に得点を奪えない時間が続いた。
5回表も三者凡退に抑えられ、なかなか攻撃の流れを作ることができない。0対1という点差だけを見れば、まだまだ十分に逆転可能な状況。しかし、あと一歩のところで得点につながらない展開が続いた。
7回表には一死から大城がシングルヒットで出塁。ここでも走者を置いて反撃の機会を作ったが、後続が倒れて無得点に終わった。
8回表も三者凡退。1点差を追いかける巨人としては、なんとか攻撃の糸口をつかみたいところだったが、DeNAに主導権を渡されたまま終盤へと進んでいった。
それでも、わずか1点差という状況が続いていたことは大きい。打線が最後まで諦めず、どこかで一本出れば試合を振り出しに戻せる展開だった。
森田が踏ん張り、最後は一打同点の大チャンス
8回裏には投手交代となり、2番手として森田が登板した。
森田は二死一二塁とされる場面を迎えたものの、ここを無失点で切り抜けた。追加点を許せば試合の流れが大きくDeNAへ傾くところだっただけに、無失点で終えたことは非常に大きい。
0対1のまま迎えた9回表。巨人打線に最後のチャンスが巡ってくる。
泉口の安打などで二死一二塁とし、一打同点の場面を作った。ここで打席に立ったのが坂本勇。序盤にも連打でチャンスを作った坂本勇が、最後の打席でチームを救う一打を狙う形となった。
しかし、坂本勇は内野ゴロに倒れてゲームセット。
最終回に一打同点という大きなチャンスを作っただけに、あと1本が出なかったことが何とも悔しい。あと少しで試合を振り出しに戻せるところまで迫った巨人だったが、最後までDeNAの1点を崩すことができなかった。
あと一歩届かなかった巨人、次戦での巻き返しに期待
この試合で印象に残るのは、やはり最後まで1点差を追い続けた展開だろう。
2回表には坂本勇、佐々木の連打から一死一二塁。7回表には大城のシングルヒット。そして9回表には泉口の安打などから二死一二塁とし、坂本勇まで打席を回した。
チャンスそのものを作れなかったわけではない。だからこそ、あと1本が出なかったことが悔やまれる試合となった。
投手陣では井上が1回裏に1点を失ったものの、その後は追加点を許さず、試合を1点差のままつないだ。8回裏に登板した森田も二死一二塁のピンチを無失点で切り抜け、打線の反撃を待った。
最終的には0対1での敗戦となったが、最後まで逆転の可能性を残したまま戦えたことは、次につなげたい部分でもある。
この日の巨人に必要なのは、あと一歩の場面での一本だ。チャンスを作りながら得点できなかった悔しさを次の試合への力に変えたい。打線がここぞの場面で一本を出し、投手陣が粘り強く試合をつなぐことができれば、流れを変えるきっかけは十分に作れるはずだ。次戦での巻き返しに期待したい。