3/13日の事。人生初、高岩さんのアクションWSに参加しました。(お会いするのは5度目) | 独り言+イラスト置き場

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趣味で描いたイラストの展示ブログです。
※当ブログに掲載している
記事・画像(イラスト・写真等)の
無断転載・加工・二次配布等は
ご遠慮下さい。

 

タイトルの通りの内容ですが、
例によって今回も長いです。

 

 

***

 

■3月13日(水)

くもり。曇り

ついに、『京都WS』当日となりました。

 

本日の会場は、
『京都市北文化会館』 (創造活動室)

講座内容は、
①19時00分~20時00分『素手アクション』
②20時10分~21時10分『武器アクション』

(受付は、各開始時間の15分前~)

受講料、①、②・・・各4000円。

講師、高岩成二さん
アシスタント、高岩利恵さん、二宮秀夫さん


と、なっております。

 

 

*


今日・明日、夫は休みを貰っています。
ちなみに、今夜、夫の職場は
『送別会』となっておりますが
そちらへは不参加でWSに参ります。
大阪に居る間、夫は、
職場の飲み会を全て断っていたので
最後までスタンスは変わらずでしたね。
“(俺も含む)送別会だからどうしようかと思っていたけど
その日に京都WSがあって丁度良かった!”
と前向き(?)な事言っていました。

 

そんな訳で、今朝は、8時半に起きて、
普通に朝食をとり、
普通に洗濯して、
普通に過ごす。
今、12時16分。


WS参加を決めた当初は、
「平日に休むから、朝から京都行って
観光してまわるか?二条城とか、晴明神社とか」

と夫から提案があり、
私も、乗り掛けましたが、
どう言った訳か、
私は晴明神社に行こうとすると
体調不良を起こすのです。
去る2月19日の謎の体調不良がそれです。
それで、「行くのやめよう」と言った翌日から
回復したので、気あたりとか、
余程、自分の持ってる何か貧弱で合わないのだろうなと
諦める事にしました。
そして、WS当日は、
家を出るまで、体力温存する事に。

初めてのWS参加、心配事は色々ありますが、
その中の一つ、
「昼ご飯は、いつ食べる?夜ご飯は?」
で、悩みました。

WSは、『19時開始~
そして、終わるのは『21時10分』です。

私は、すぐに腹が減って、
空腹時、異様にお腹が鳴るタイプなので
こういう“腹の音が鳴ったら恥ずかしい場”へ
赴く時は、いつも食事のタイミングと量で悩みます。
お腹が鳴らないように小麦製品を避けたり
大変なんです。
しかも、食後、歯を磨きたいので
なるべく外食は、したくない。

それで、夫と相談した結果、
朝食は8時半に普通にとって、
昼食は遅めの14時にガッッツリ食べて、
家を出る寸前にバナナを1本食し、
歯を磨いて16時に出発する。

という計画を立てました。

結果的には、14時に食べ過ぎて
家を出る前のバナナは食べられなかったのですが
これで、21時までお腹は持ってくれたので
良かったです。😊

あと薬は、念の為にフルで飲みまくりました。
いつもの・・・『当帰芍薬散』、
『チョコラBB』(ただのビタミン剤)、
『アデホスコーワ』(血流を良くする薬)、
『ベタヒスチン』(めまい止めの薬)に加え、
『セレナール』(不安を取り除く薬)と、
少し腰が痛かったので
『ナロンエース』。
こんなに飲んで逆に気分が悪くなったら
どうしよう?と思いましたが、
多分、大丈夫でした。

 

 

*

 

 

■16時10分 自宅を出発。

ところどころ渋滞に掛かり、
到着予定時刻が遅くなっていく事に焦って
急遽、高速道路を使う。

■18時10分 会場付近に到着。
イオンの地下駐車場の場所が分からず
イオン北大路の周りを2周する。

地下駐車場から地上へ上がると
『京都市北文化会館』の案内が出ていて
すんなり、会場に到着。

▼いつもの!

 

▼ザンッ!

とうとう来てしまったねアライさん~。
はー、緊張するなぁ。

■18時半、

3階の「創造活動室」の前まで移動。
受付はまだ始まっていない模様。
待合スペースには、参加者と思われる男性が
二人座っていました。
間もなく、受付が始まったので
受付テーブルに向かい、
名前を言うと宮部さんが「ああっ」と
にこやかな反応をされたので、少し気持ちが解れました。
受講料16,000円をお渡しして、
スタッフさんの案内で、会場の中へ。


いきなり驚いた事は土足OKで、
履いて来た靴そのままで利用できた事でした。
つまり散々悩んで探して回って買い求めた
体育館シューズは必要ありませんでした。
▼いきなり不要になってしまった体育館シューズ。

この先、一度でも履く事があるのでしょうか・・・。


荷物は体育館の隅に置き、
着替えは、会場の両端に衝立が設置されていて
その中で着替えてくださいとの事。
▼女子は奥、男子は手前。

私は運動着の上に上着を羽織って来ていたので
更衣室は使わず、荷物と上着を隅に置いて
その場で、講座が始まるのを静かに待っていました。


これまで参加して来たトークイベントでは、
開演時間に司会者の合図で、
高岩さんが満を持して登場しますが、
WSでは、既に高岩さんが体育館の中にいらして
“おわっ、高岩さんだ!高岩さんが居るっ!!”
いきなりドキドキします。

高岩さんが、体育館の中央で数人の参加者と
会話されているのを
体育館の隅からじっと見つめました。
私の方向からだと高岩さんはずっと後ろ姿でした。
なかなか見るの事の出来ない後ろ姿です。
しかも、初めて見る生の運動着姿。
運動着姿の高岩さんも格好良かったです。
額に布を巻いている高岩さんも初見です。
額の布は、麻の葉模様の布でした。
上半身は分厚くガッシリしていて、足が細い。
▼以前描いた絵、そのままでした。

しかし、画像で見るのと生で見るのとでは
当たり前ですが、厚みが違います。
生の高岩さんは存在感が凄いです。

参加者の方にレクチャーするかのように
時折、一人で激しい動きをしてみせる
高岩さんの後頭部を観察します。

高岩さんの後ろ髪は乱れまくっていました。
サラサラのようにも見えて、
ゴワゴワにも見える。
ああ、でも毛先はサラサラに見えるんだよなぁ~ニコニコ
年末くらいに謎に真っ黒になっていた
髪の毛の色は、薄茶色に戻っていて、
私は薄茶色の高岩さんが好きなので
真っ黒の日でなくて良かったなと思いました。

そんなどうでも良い事を考えているうちに
次から次に参加者の方達が体育館に入って来られて、
“人、多くなってきたなぁ~”

と思い始めたところで・・・
 

18時、高岩さんの号令で
皆が高岩さんを遠巻きに囲むように並びました。

 

■1枠目『素手アクション』開始。

まず、高岩さんが「初めての人は?」と
挙手を促しました。
何人か手が挙がったのを一通り見渡して
私達夫婦と目が合ったところで、
「あっ、いつもイベントに来てくださってる・・・」
と小さな声でボソッと仰られて会釈されたので
私達も頭を下げました。

何となくですが、高岩さんは、
私単体ではイマイチ覚えていらっしゃらなくて
夫と二人セットで覚えられている気がします。


個人的な見解ですが、人の顔って相手が
女性より男性の方が覚えやすいのでは?
特に一般人男性の普通の中年おじさんは、
そうそう見た目が変わらないけど(つまりうちの夫)
女性は日に寄って雰囲気が変わりやすいし
覚えられにくいのかも。

高岩さんは、夫の方を覚えていらして
私は夫と並んでる姿で覚えられてる気がする。
覚えられていないよりは嬉しいけど少し複雑・・・。

▼高岩さんからの視点。多分こう。

もしかすると、私の方は

ハッキリ見えてない可能性まである。
余談ですが、夫の頭は、若白髪で20代に
出会った時からこうだった。
昔一度、親子に間違えられた事も・・・。

今は年相応になりましたね。


初参加者を確認したところで、準備運動へ。
「初めての人は鏡の前がいいですよ」と促され
鏡の方へ。
それでも前列は避けて後ろの列に並びました。

 

いよいよ、苦手な体育の授業が始まります。
緊張が高まってきたところに高岩さんが
「途中で気分の悪くなった方は、黙って
横に捌けて頂いても構いませんので」

と優しく説明されたのが有難かったです。
2時間も体力が持つのか不安でしたが、
1時間の枠の中でも数回、

小休憩があったのも助かりました。

部屋の中央の一番前で、
高岩さんも受講者と同じ方向を向かれたので
高岩さんの背中を見ながら、
高岩さんの掛け声に合わせて
全員で体操をします。
普通に動きについていける準備運動が
一番楽しかったです。
なんとも幸せな時間に感じました。
ただ一つ、全く出来なかった動きがありました。
両腕を上に真っ直ぐ上げて掌を合わせる。
右腕は後ろに回し、左腕は前に回す
両腕の回転を同時におこなって
一周して帰って来た手を
頭上で合わせる。それを早く繰り返す。
という動きは、頭がこんがらがって
現地でも出来なかったし
家に帰ってきてからもやってみましたが
出来ませんでした。ちょっと悔しいです。

準備運動が終わると、いよいよ
アクションの基本動作から教わります。
ストレートパンチ、フックパンチ、
拳の握り方から、構え方、出し方、足の位置など
一つ一つ丁寧に説明をされながら
一つのパンチにゆっくり5回、スピードを上げて5回、
二人一組になって、

パンチを振るう方、やられる方で実践。
私は、夫とペアになってやりました。

 

 

その後、キック。 確か、3種類ほど。
前々から自分の中で疑問に思っていた
“軸足を外に向ける”という動き
どうやれば出来るのか、やっぱり分からなかった。
ここを詳しく聞きたかったです。
高岩さんの掛け声に合わせて、
皆で同じ動きの練習をしている時、
高岩さんは、全員の動きを遠巻きにチェックして
「いいですよ」「あ、いいですね」
と褒めの言葉を投げ掛けられますが
誰に対して仰ってるのかは分かりません。
私などは多分、出来てないと思うのですが
個人的に指導を受けるという場面はありませんでした。

 

 

基本動作を一通り練習したのち、
五人一組のチームをつくり、
簡単な立ち回りをおこないました。
チームの振り分けは高岩さんがされました。

私のチームは、
アシスタントで来られていた

『ワイデン大阪担当の二宮さん(男性)』
『おそらく常連さんの若い女性』
『初参加ぽい初々しい青年』
そして、『私』『夫』

この5人で何をするかと言うと寸劇です。
1人が立ち回りの中心になる人物「芯」になり、
残った4人は、芯に襲い掛かってやられ役を演じる。
簡単なミニアクションをおこないます。

私は、この項目が来る事を大変恐れていたのです。
日頃から、ワイデンさんの練習風景動画を
拝見させて頂いていますが、
彼らの動き、凄いんですよ!!
同じ速さで同じ事が出来るとはとても思っていないけど
たとえゆっくりのスピードだったとしても
アクションの手順を覚えて、

複数人で立ち回りをするなんて
とてもじゃないけど無理!!
こういった時の物覚えの悪さはピカイチ😉

 

予め、利恵さんに参加のご相談させて頂いた時、
『動きを覚えて、立ち回りをするというような事は
とても出来ないと思います。
そのような初心者以下のような私でも大丈夫でしょうか?』

と尋ねた私に、
『基本の動きを中心に行ないますのでご安心ください』
と仰られたので、
もしかして、今回は、

そう言った事はしないのかな?と
思っていたけど、そんな事は無かったぜ。

ワイデン大阪担当の二宮さんが
「じゃっ、芯やりたい人?」
と威勢よく言って来られましたが、
私達のメンバーで誰もやりたがる人はおらず・・・
「じゃあ、じゃんけんで決めましょう!」
とテンポよく、振って頂いて
4人でじゃんけん。
結果、初参加ぽい初々しい青年が負けて「芯」に。

ホッとしたのも束の間、

私にも何か役が降ってくるはずです。
彼に襲い掛からなければなりません。
どう襲い掛かるのか?

覚えられる動きだといいです神様!お願い
と祈っていると、そこへ高岩さんが現れ
「じゃあ、僕が芯をやりながら手を付けるので
芯の人は見ていてください」というような事を
言いながら、

次々に手順を決めていかれました。

▼私は、芯の左側から
「右手のストレートパンチ」で襲い掛かると、
芯は、それを「左腕で受けて躱して」
直後に「右手で私の腹にパンチ」
腹にパンチを食らった私はそのまま捌けます。

その動きを、高岩さんに指示されながら
2、3回繰り返しました。
高岩さんの左腕が温かかったです。

高岩さんが抜けた後、
初参加らしい初々しい青年の芯を相手に
何度も同じ動きを練習しました。
サポートの二宮さんが、めちゃくちゃ元気に
場を盛り上げてくださって!
「次はこうしてみましょう!」とか
「本番ではやられたら床に倒れましょう!」とか
やられた後、ぼーっと突っ立っていた私に
笑顔で言って頂いて、
頼りになるオーラが凄くて胸がキュンとなりました。
ちょっと好きになりそうでした。恋の矢

 

ちなみに、二宮さんは
舞台『紅兜』でラスボスを演じられた方です。
これまでも勝手に硬派なイメージを持っていたので
こんなに明るくて元気な方とは知らず・・・
もし私が、新入社員として入った職場に
二宮さんが先輩や上司としていらしたら
「二宮さん!二宮さん!」って後をついて回りたくなるような
何をしたらいいのか分からない人間にとっては
救世主並みのありがたい方でした。お願いキラキラ

5人で練習を終え、一組ずつ、皆の前で
練習の成果を発表します。
芯になった人の特典として、
『高岩さんが芯になった人のスマホで
立ち回りを動画撮影してプレゼント』

というものがあり、
撮影されている緊張の中、なんとか無事に
自分の役を終える事が出来ました。

これで、『素手アクション』の講座は終了です。
1時間があっという間でした。
最後は全員で記念撮影。
利恵さんの横を狙っていましたが
既に顔見知りの子と仲良さそうにされていたので
遠慮しました。

(※お写真は、宮部企画様のXより)

二宮さんは、一番右端の方です。
えへ。二宮さんの近くで撮っちゃった😊

 

 

次の枠までの間に10分の休憩。
物販で『グッドモーニング、眠れる獅子』のDVDを
▼購入しました。

対応は、利恵さんにして頂きました。
高岩さんにサインして貰えるとの事。
トークイベントの時と同じシステムでテンション上がりました。

すぐに高岩さんが物販コーナーにやって来られて、
机を挟んで対面した瞬間、
“この人に会ったらこう言おう”と予習していたかのように
「あっ、焼酎飲みましたよ。屋久島の・・・

あいこ?愛子でしたっけ?」
“屋久島の”で一度、目をギョロリとこちらに向けて
念を押すかのように言われてドキッとしました。

高岩さんからのまさかのお言葉に
一瞬、思考が停止しました。
つまり面食らいました。

丁度1ヶ月前のトークイベントでお渡しした
屋久島の焼酎『愛子』・・・。
私とのやり取りを覚えてくださってたのかそれとも
利恵さんに「ちゃんと言うんだよ」と言われていたのか
何となく後者な気がしますが・・・
わざわざ話題を振って気を遣って頂いて嬉しかったです。

折角、高岩さんの方から話題を振ってくださったのに
気の利いた言葉一つ出て来ず
まごついている私に、
「全部飲み干しました」と仰ってくださって、

めちゃくちゃ嬉しいのに言葉が出て来ない!
なんでもっとこう、その言葉に対して
上手い事、返事が出来ないんだろう・・・
 

以前高岩さんが仰ってた
“山が好き“

“若い頃、登山してた”のエピソードから
屋久島登山を勧めたり、
鹿児島の形を体で表現して、屋久島ここです!
とか笑いに変えたり・・・なんかもっとこう
今だったらそこそこ思いつくのに、
対面すると何も言葉が出て来ない・・・

高岩さんと淀みなく会話が出来るレベルまで

親しくなりたかったなぁ・・・

あと何回お会いしたらそうなれたんだろう。

不甲斐ない自分はさて置き、
高岩さんが、焼酎を全部飲まれた事が
嬉しかったです。だって、飲まれる時、
一瞬でも私の事を思い出された可能性があると思うと・・・
はぁ~・・・ニコニコ花
そして、

お渡しして良かったと思ったのと同時に
“今日も持って来ればよかった!!”
という後悔が襲って来ました。ネガティブ
家を出る時、持って行こうか迷ったんですよ。
他にもお渡ししたい物が沢山あったので
「流石に重すぎるし迷惑では?」
という話になって置いて来たんだよーーー😭
やっぱり持って来ればよかったーーー😭
高岩さんも受け取る時
「うっわ!焼酎だっ!やっほーーー!」
とかハイテンションだったら
“次も持ってこよう!飛び出すハートとかなるのに
いつもテンション低めの微妙な反応なので
焼酎はそこまで好まれないのかもなって
遠慮してしまった。
何かの時の為に車に積んでおけば良かった・・・
「あっ、今日も持って来てるんですよ!取ってきますねっ!」
って全力で駆け出したのに。走る人

一方、夫は利恵さんに
今回、夫の職場で扱っている自社製品を

いくつかお渡ししました。

(商品名は伏せます)
そしたら、なんと利恵さんが
「わっ、、〇〇〇〇、懐かしい~」と言われ
続いて、高岩さんも
「え?あ、〇〇〇〇?うわぁ懐かしい~」
と、お二人揃って、懐かしい!と喜ばれて感動しました。

私も勤めていた職場なので、

そう言って頂けて本当に嬉しかったです。

10分間の休憩は、あっという間に終了。

 

 

■2枠目『武器アクション』開始。

2枠目から参加された人の為に
先ずは、最初の準備運動から。
やっぱり楽しい。😊乙女のトキメキ

ずっと高岩さんの背中を見て
準備運動していたい・・・。

 

 

準備運動が終わると、
全員に木刀が配られました。
『素手アクション』は、何とかなるだろうと
比較的、気楽な気持ちでいましたが、
『武器アクション』の方は、不安しかありませんでした。
初めて手にする木刀に戸惑いと緊張が走ります。
 

木刀が全員に行き渡ったところで、
刀について部位ごとの説明があり、
続いて握り方。
左手を下に拳一つ空けて右手で持ちます。
逆の方が握りやすくて、うっかり何度か逆に持ってしまいました。
こういうところから既に難しいです。

切っ先10cmくらいのところで切るイメージ。
刃全体でバッサリ行くのはヤクザの切り方。
との事。

 

 

『素手アクション』同様、高岩さんが前に立って
基本の構えから、

袈裟斬り、逆袈裟斬り、胴斬り・・・
と、一つ一つ丁寧に教えてくださるのですが
説明を聞いても全くついていけなくて
楽しい気持ちにはなれせんでした。
出来ない悔しさの方が勝ってしまう。
あと、左膝が痛くて出来ない動きもありました。
(途中、棍棒の講座もありましたが割愛します)

基本を一通り習った後、
これも二人ペアになって、
基礎的な立ち合いをおこなうのですが、
自信無さげに動く私に、
利恵さんが付きっ切りで指導してくださりました。
木刀を上で2回カンカン当てて
下で2回カンカン当てて次がこうでその次がこうで・・・
刃先をくるりと回したりすると何が何やら
もう、自分が切られてるのか相手を切ったのかまで

分からなくなる始末・・・
その都度、利恵さんを見ると
「そうそう、大丈夫、合ってる合ってる」と
めちゃくちゃ優しく励ましてくださって
泣きそうになるくらい嬉しかったです。

 

 

『武器アクション』の枠も五人一組になって
殺陣アクションに挑戦する項目がありました。
再び高岩さんがチーム分けをおこないます。


“もう一度、二宮さんと!!

と願っていましたが

それは叶わず、


宮部企画さんのアクションチーム『MAT』の
メンバー『佐藤君』『岡野君』
そして、
『経験が浅そうな小柄な男性』と、
『私』『夫』の5人。

私が恐れていた事が起きてしまいました。
『MAT』のメンバーと組まされた事です。
決して彼らを嫌っている訳では無くて、
彼らが私達とはあまり組みたくないのではないかと
思っていたからです。

これまでSNSなどで発信される京都WSの様子を見ていて
“自分が混じったらさぞかし迷惑だろうな”

と思い、参加を遠慮していた理由の一つがこれだった。
佐藤君達のようにアクションを真剣に習得しようと
一生懸命に取り組んでいる子達が沢山いる中、
私みたいな運動は出来ない癖に

“思い出作りに”と生ぬるい理由で参加する初心者は
彼らからしたら鬱陶しいだろうし、
下手したら、内容を初心者レベルに合わせる事になって
彼らが割を食う事になるかもしれない。
そういうのは本当に避けたい。
申し訳なさ過ぎる。

なので、組み分けが決まった瞬間、
アチャーと思ってしまった。

 

申し訳ないけど、佐藤君は決して
愛想の良いタイプだと思って無い。
これまで京都のトークイベントでは
司会進行を担当されているから
一方的に見知ってはいるけれど、
正直、時と場合によっては近寄りがたいオーラを出してる。
気がする。気のせいかもしれないけれど。
体育の授業の「出来る人」と「出来ない人」が
同じチームになった時の、

何とも言えない気まずい雰囲気を
彼からは感じてしまうのだ。
最初から彼に苦手意識を持って対峙したせいか
彼の表情も今一つ浮かないように思えた。

おもむろに彼が
「芯をやりたい人?」聞き、
当然、岡野君を除く、初心者3人組の私達に

その視線は向けられていた。

私と夫にとって不運な事に、
その初心者3人組のうち一人の男性は
先の『素手アクション』で一度「芯」を務めている。
流れ的には、まだ芯をやってない「私」か「夫」の
どちらかが、芯をやる事はほぼ決定事項だ。

そもそも私達は“ゆるく体験できたらいいな”
程度の気持ちでやってきている。
何故なら、利恵さんが「安心してください」と言い
私も再度「当日は、何卒、お手柔らかにお願いします」
と念を押させて頂いている。
まさか「芯」をやる羽目になるとは思っていない。
そんな技術もないし。

私と夫は、佐藤君に
「いやいやいや、無理です、無理です」と言った。
佐藤君の硬い雰囲気をどうにか
和んだ空気にしたくて半笑いだったかもしれない。
それが真面目な佐藤君には逆効果だったみたいだ。

佐藤君は、少しムッとした表情になり
「無理じゃなくて、やりたいと思う気持ちが大事です」
と、説教されてしまった。にべもない。

佐藤君の言いたい事は、心の底から分かる。
アクションを体験しにやってきているのだから
「やりたいです!」と率先してやるのが筋だと思う。
そういう気概のない奴は、本来来てはいけない。
わかる。

違うんだよ佐藤君。
「無理」と言ったけど、本当は「やりたくない」んだよ。
でもそう言ったら角が立つから「無理」だと言ったんだ。
“やりたいという気持ち”はそもそも無いんだよ。
だから、「大事」だと諭されても、
論点が私達とは少しズレている。

しかし、彼の言葉の方が、この場では完全に正しい。
でも、もう少し、こちら側に歩み寄ってくれてもよくないだろうか。
少しは場を盛り上げてくれるとかさ。
「僕らがフォローするから大丈夫ですよ!やってみましょう!」とか
もっとこう・・・
「それなら、やってみようかな!」
って初心者が思える雰囲気作りも大事じゃない?

微妙な空気が流れる中、怖い顔して、
二人のうちどちらかが芯をやれというので
私の鈍臭さを一番良く知っている夫が
「僕がやります」と、名乗りを上げました。
あまり良い雰囲気ではないまま
5人での絡みが開始、全然楽しくなかった。
二宮さんの時はあんなに盛り上げて
楽しく出来たのに・・・。

佐藤君達も受講料を支払って参加している側なので
なんで俺らが初心者の面倒をみなきゃいけないんだ
と言われたら、それまでなのだけど、
ちょっと期待もしていたんですよ。
宮部企画さんのアクションチーム『MAT』のメンバーでもある傍ら
確か、地域おこしの為に「コトレンジャー」だったかな?
そういった活動もされているから、
アクションを楽しんで貰って興味を持つように
もっと積極的に教えてくれるんじゃないかなって。
そうだったらいいなと。
普段は高岩さんに教えを乞う側でも
こうして出来ない人がやってきた時は、
高岩さんの右腕となって、サポートする側に回って
「ハイ!楽しくやりましょう!」って
盛り上げてくれるのではないかと。

私達が参加した事によって、
彼らが少しでも不快な気持ちになってしまっていたのだったら
本当に申し訳なかったです。
佐藤君、岡野君、ごめんなさい。

ところで、

岡野君は、私の上の弟にそっくりで、
夫も「双子レベルで似てる」と言う程、似てるんですよ。
だから前々から勝手に親近感あって、
余程、彼に「私の弟にそっくりなんですよ」と
話し掛けようかと思ったけど、
言われても「そうですか」以外の
感想はないだろうと思って止めました。
そっくりなんですよ。

 

 

5人での殺陣では、
私は刀を持ったまま夫に襲い掛かって
胴を切られて死ぬ役でした。
芯を務めた夫は、4人の相手をしなければならないので
動作を覚えきれず、苦戦していたようでしたが
高岩さんから指導を受けて、なんとかやり切ってました。
どうしても最後、同じ動きでミスをする夫に
「間違っても最終的には斬ればいいんだよ!」

と、場を沸かせてくださって!
だから皆、高岩さんの事が好きなんだろうなぁ。

芯になった人の特典、
『高岩さんに自分のスマホを渡して
アクション動画を撮って貰える』が夫にも発動し、
夫の携帯で立ち回りを撮って頂きました。
私は夫に斬りかかって行って胴を切られて死ぬ。
切られて倒れ込むのに勢い余って壁に激突して痛かったけど
死んだふりを続けましたが、
画面には見切れていて映ってなかったので
ただ痛いだけでした。
撮って頂いた動画は、一生の記念ですね。

夫には、いきなり「芯」をやる事になって
申し訳ないなと思っていましたが、
翌日、翌々日、その次の日も、もう一度
自分で動いてみせて

「今だったらもっと出来るのに」
と、ちょっと悔しそうにしてました。
多分、夫は少しは楽しめたんじゃないのかな?
だと良いです。


2時間の講座は、あっという間に終了。
最後に全員で記念撮影。

(※お写真は、宮部企画様のXより)

やっぱり二宮さんの隣で。😊
高岩さんの隣には行けないよね・・・。
二宮さんの前で、ポーズ取ってる子が佐藤君。

後列左から3番目のニット帽の子が岡野君。

仲良くなりたかったな。


それぞれが帰り支度をする中、
物販の片付けをされていた利恵さんの所へ
駆け寄って、例の物をお渡ししました。
そう、ハシビロコウのアクリルグッズ。

 

紙袋から出した瞬間
「わぁぁぁぁ、かわいいーーーーー!」
とすごく喜んでくださって!乙女のトキメキ
利恵さんの方が可愛かったです。
「カバンに付けよう~」と仰って頂いて・・・
ああもう。超幸せ過ぎる。😭乙女のトキメキ
本当に高岩さんと利恵さんってお似合いで

最高のご夫婦なんですよ。
縁結びの神様に感謝するレベル。お願い

いつの間にか隣に立っていらした高岩さんにも
アクリルグッズをお渡ししました。

「いつもありがとうございます」と
にこにこと微笑んで頂いて。
半年後くらいには、もう私の事、忘れられてるのかな・・・
覚えていて欲しいなぁ。ずっと・・・。😭


そして、最後、

その場を去ろうと後ずさった時
“あ!握手!”と思い出し

(危うくまた忘れるところでした・・・)
高岩さんに近づいて、
「あのっ・・・」と手を出そうしたら
もう高岩さんの方から「あ、はいっ」と
握手を求めている事を察して頂いて
お会いするの5度目にして、初めての握手!
しかも、両方の手で包むように・・・
あーー、もう、ふんわり過ぎて

感触まったく覚えてないけど
優しかったぁーーーーーーー😭
高岩さんの握り方が優しかった。
出来ればリンゴ握り潰す勢いでギュッと力強い握手も
して欲しかったけど、高岩さんは優しい。
私の手は引っ越しの荷造りで荒れて

ガサガサしていたかもしれないな。
もう、高岩さんに触れる事は出来ないのかな、一生・・・。


お別れの挨拶は、

そんなに畏まってはしませんでした。
これを最後のお別れにしたくなかったから。
ふんわりと、また会える気持ちでいたかったから。
利恵さんが
「(私達が)九州に行った時は、また来てください・・・
でも九州はあまり行かないんですけど・・・」
と言われた気がする。
もう頭が吹っ飛んでいて、記憶が無いんだ。
行く前は、最後、号泣したらどうしようと思っていたけど
何故か、涙が出なかった。
究極が過ぎると涙が出ないんだな、多分。
そして、この文章を書いている今、涙が出てる。
良かった、あの場所で泣かなくて。

撤収の慌ただしい雰囲気に飲まれるように
お別れをして会場は出たけど、
暫く、会場横の待合室スペースに留まっていた。
夫は早く帰りたそうだったけど、
まだ居たかった。高岩さんの近くに居たかった。
そういうのは察して欲しいよね。
居ても仕方が無いんだけどさ。

車に乗り込んで、走り出して、
会館からどんどん離れて、
京都から大阪へ向かう。
高岩さんからどんどん離れてく。
あと2週間もすれば、宮崎に戻って
高岩さんからもっと離れる。
やっと、高岩さんに覚えて貰えそうだったのにな・・・。
あと、2年、大阪に居たかった。

23時帰宅。


人生初のアクションWS。
準備運動までは良かったけど
素手アクションの基本動作に入ってから、
想像していた以上に何も出来ない不器用な自分に絶望した。
ついていけない部分では楽しめなかったけれど、
周囲の方の親切や、下手なりにそれが笑いになって
暗い空気にならず、絶えず明るい空気だったのが
救われたし、楽しかった。

武器アクションは、ややこし過ぎて
全くついていけなかったので、自分には無理だと分かった。
利恵さんが懇切丁寧に教えてくださったけど
申し訳ないくらい出来の悪い生徒だったに違いない・・・。
私には左右盲の毛があるから
刀をどっちに回しているのかも分からなくなる。
多分、向いてない。無理だ。

本当に何も出来ない私に利恵さんが
「大丈夫大丈夫、合ってる合ってる」と
優しく声を掛けてくださった事が、
今思い返しても涙が出そうなくらい嬉しかったです。

武器アクションは、自分の素質の無さから
完全に懲りてしまったけど、
素手アクションの方は、もう少し受講してみかった。
いつも自宅では裸足でキック練習しているけど
靴を履いて体育館の床の上だと、

何故かまともに片足で立つのも難しかった。
キックの軸足のコツとか、詳しく聞いてみたかったし、
パンチ、キック、一つ一つをもう少し極めて
回を重ねて立ち回りとかやってみかった。
高岩さんに褒められる体験もしてみたいもんね。

素手アクションを楽しめたのは、
二宮さんの元気なノリに励まされたのも大きい気がする。
人との出会いって大事だなって思う。

初めての参加、

あまり上手には出来ませんでしたが、
貴重な体験をさせて頂きました。


講師の高岩さん、
サポートの利恵さん、二宮さん、
そして、宮部企画さん、
この度は、本当にありがとうございました。
これまでも、本当に色々とお世話になりました。
ご縁がありましたら、また宜しくお願い致します。
九州の方へも、是非いらしてください!

また、お会いできる日を夢見て。


終。

 

 

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集合写真の画像は

宮部企画様のポストよりお借りしました。

ありがとうございました。