コバ染め
厳密に言うと染めてはいません^^;
多用途の水性ペンキを使っているので「塗布」の方が正確かな。
革もののコバは、それぞれのクラフターさんのこだわりどころでしょう。
腕の見せ所でもありますね^^
ベルト屋ならなおさら、それこそ見せるのはコバ処理のみといっても
過言ではありません。(もちろん、帯のカービングなどの装飾は別ですが。)
普通は素磨きや、切りっぱなしは別として、コバに色付けをする場合、
皮革専用の染料や塗料を使います。
ですが、ベルトの量産のデザイン指定で癖ものな一文が付くことが
結構多いんですよ。
その一文とは「革と同色」。言うだけは単純な言葉なのですが、
革の色って千差万別。
しかも、同じ商品の革でもロットによって色合いが違ったりします。
まさに革は生き物。
で、自分の好きに作るぶんには、好みのコバ色にすればいいのですが
量産品だとそうもいかない。
同色と言われたら、なるべく色を近づけないといけないんですな。
そうなると、市販の塗料では色の対応ができないんです。
指定した色を調合してくれる会社もあるのですが、注文入る度に
新しい色買うわけにもいかないし。
そこで登場がペンキ。
そう、壁とかに塗るペンキですw
今の樹脂系の水性ペンキの性能はかなり◎
取り扱いやすさ、隠ぺい力、乾燥後の耐久・柔軟性どれに置いても
かなりの性能です。
何より、混合の容易さ。赤、黄色、青、黒、白の5色があれば、
ラメ・パール系以外ほとんどの色を再現できます。
あと欠かせないのは、ツヤ消し剤。
ツヤを押さえることによって、高級感が増します。
注文が入る度に使用する分だけ色を作るので、リーズナブルです。
結構厄介なアイボリー系だとこんな感じに・・・
【クリックで拡大・・・・3G画像なので鮮明ではありません^^;】
大昔から、使っている手法なんですが、いまだに一発で色合わせは
なかなかできません。
革とにらめっこしながら微調整をしつつの調合。
たださすがに、どの色を使うとこの色に近づくなということは、わかるように
なりましたけどね^^
裏はこんな感じ。裏材と色が違うことが多いので、はみ出しは厳禁でございます。
革をやっている皆さんも、それぞれにこだわりの塗料とか、コバ処理とか
あるんでしょうね~^^
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