薄荷風 職人の勘 -73ページ目

コバ染め

厳密に言うと染めてはいません^^;


多用途の水性ペンキを使っているので「塗布」の方が正確かな。


革もののコバは、それぞれのクラフターさんのこだわりどころでしょう。

腕の見せ所でもありますね^^


ベルト屋ならなおさら、それこそ見せるのはコバ処理のみといっても

過言ではありません。(もちろん、帯のカービングなどの装飾は別ですが。)


普通は素磨きや、切りっぱなしは別として、コバに色付けをする場合、

皮革専用の染料や塗料を使います。


ですが、ベルトの量産のデザイン指定で癖ものな一文が付くことが

結構多いんですよ。


その一文とは「革と同色」。言うだけは単純な言葉なのですが、

革の色って千差万別。


しかも、同じ商品の革でもロットによって色合いが違ったりします。


まさに革は生き物。


で、自分の好きに作るぶんには、好みのコバ色にすればいいのですが

量産品だとそうもいかない。


同色と言われたら、なるべく色を近づけないといけないんですな。


そうなると、市販の塗料では色の対応ができないんです。

指定した色を調合してくれる会社もあるのですが、注文入る度に

新しい色買うわけにもいかないし。


そこで登場がペンキ。


そう、壁とかに塗るペンキですw


今の樹脂系の水性ペンキの性能はかなり◎


取り扱いやすさ、隠ぺい力、乾燥後の耐久・柔軟性どれに置いても

かなりの性能です。


何より、混合の容易さ。赤、黄色、青、黒、白の5色があれば、

ラメ・パール系以外ほとんどの色を再現できます。

あと欠かせないのは、ツヤ消し剤。

ツヤを押さえることによって、高級感が増します。


注文が入る度に使用する分だけ色を作るので、リーズナブルです。


結構厄介なアイボリー系だとこんな感じに・・・



【クリックで拡大・・・・3G画像なので鮮明ではありません^^;】

薄荷風 職人の勘


大昔から、使っている手法なんですが、いまだに一発で色合わせは

なかなかできません。


革とにらめっこしながら微調整をしつつの調合。


たださすがに、どの色を使うとこの色に近づくなということは、わかるように

なりましたけどね^^



薄荷風 職人の勘


裏はこんな感じ。裏材と色が違うことが多いので、はみ出しは厳禁でございます。


革をやっている皆さんも、それぞれにこだわりの塗料とか、コバ処理とか

あるんでしょうね~^^






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