BMWユーザーのあなた！えっ?まだATF交換されてないんですか?フルードメンテナンスは大事ですよ。今回は長岡市からBMW-F11-523touringがATF(オートマオイル)交換でご来店です。
前回、エンジンオイル交換とサブバッテリー交換でご利用いただき、今回で２回目のご利用。
いやー当店にもFシリーズが入庫してくるようになりましたか。Fの次はGですってね。
早く勉強していかないと・・・。当店が管理するユーザーでFシリーズは少なく、コーディング作業も勉強中と言うことでお客様にご協力いただき無償でコーディング作業も行いました。
これも勉強、努力ですね。ひたすらコーディング作業に打ち込むべし！
今回は以下の３つをコーディング作業しました。
1、走行モード コンフォート→常時エコプロへ変更
2、ドアロック時、同時にドアミラー格納 1.5秒→0秒
3、エンジンスタート時エアコンの同期 OFF設定をON設定
さて、本題のATF交換にいきましょうか。
Fシリーズを使用しているBMWユーザーのあなた、ATF交換の作業風景をぜひご覧ください。
今回は循環作業を含めたオイルパン/フィルター交換となっておりますのでAT内部をご覧いただけますよ。入庫したBMW-F11の走行距離は3万㎞少々とまだ交換しなくても大丈夫な距離でしょ。と思いました？いや、いや3万kmだからこそ交換です。ATの状態が良いうちに交換するんです。壊れたり、調子が悪くなってから交換しても治りませんし、余計にお金がかかりますからね。
循環1回目。
3万km走行のATフルードはどんな状態なのか。
排出したATフルードを見るとご覧の通り、黒く汚れがありますねー。この汚れ3万㎞走行の汚れですよ。エンジンオイルやATフルード、ブレーキフルードとケミカルの交換は定期的行ってくださいね。
F11使用されているATフルードは「ATF3」が入っています。適合を確認するWAKO"SpremiumSが使用できるのでWAKO"S製ATFで交換を行います。WAKO"Sオイルをなじませていきましょう。
循環2回目
1回の循環で抜ける量は約3～４Lくらいです。最新のATFチェンジャーを使えばもっと楽にできるかもししれませんが、当店はオイル汚れを確認しながらとアナログ式です。作業員の勉強にもつながりますからね。循環2回目でだいぶ綺麗になりましたね。
循環3回目
車のAT又はCVT、DSGのフルード交換には油面温度調整があります。約40℃でオイル調整をみますが夏など気温が高い時はAT温度が下がらなくて困ります。この時期、冬だと気温が低いので作業もやりやすいです。循環3回目でここまで綺麗になりました。これが本来のATフルードカラーです。
循環清掃をしたところで、ATオイルパンを脱着/交換し、内部洗浄を行います。
オイルパンを剥ぐってみると・・・AT内部はこんな感じ。ネジと配線のオンパレード♪
配線スリーブを交換するのにこいつが邪魔に・・
配線スリーブの交換が少々やり難かったですが、無事に交換。
AT内部のフラッシングを行ったあと、新しい部品に交換し組付けます。
ご覧いただいて分かるように左が新品で右が外したオイルパンです。
オイルパンにフィルターがくっついてるのでこれはAssy交換となります。
組付けたあとはATフルードを注入し、調整温度で油面量を確認してアナログ作業は完了です。
最後に、BMW純正診断機でATデーターを更新して全作業完了です。
納車後、お客様から「すげー車が軽くなった！これが本来のBMWなんですね」と体感の声を頂きました。あーやってよかった。これからもBMW勉強頑張ります。
BMWユーザーのあなた。当店のATF交換作業はいかがだったでしょうか。
3万km走行でもだいぶ汚れがあったでしょ。「俺の車はまだメーカー保証がある大丈夫だよー」と思っていません？ではメーカー保証が切れたらどうするんですか？保証内と状態が良い時にこそ交換です。いつも通勤に使っている車だからこそBMWメンテナンスをしてあげてくださいね。
でわ✋でわ✋
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