今日は中島みゆきの「砂の船」を聴きながらのブログとしますネ!🧐
ウィッグさえ……
ウィッグさえ使えば元の髪と同じに……
そう思ってる方々を私はたくさん見て来ました。
結論から言うと!
いくらオーダーメイドで何十万もかけても残念ながら
元の髪と同じ!にはならないと思っていた方が良いと思うのです。
以前こう言うお客さんがいました。
髪に相当なこだわりがあり三週間に一回カットやカラーをやりに来るお客さん。
そのお客さんに病気の疑いがあり、場合によっては脱毛も避けられない様子。
ハッキリ言って、お金云々には余裕があり、その時言った言葉が……!
「万が一、脱毛してもオーダーで自分の髪ピッタリに作ったら
全く同じ髪型になるんでしょ??」と。。。
このブログを見てるあなた!は、どう思いますか??
ハッキリ言って!ウィッグの性能は数十年前からみたら格段に自然になったし、いかにも!って感じがなくなったのは事実。
しかし!!
こう毎日、毎日
様々なお客さん達にウィッグを提案してて思う事は……「自分の髪には叶わない」と、言う事。
確かに装着した状態だけを見たら、恐らく誰にも気づかれないぐらいのウィッグです。
しかし
激しい運動や台風🌀みたいな時だと
やはりどうしても自分の素の髪と同じ!!とは言い難い現実があるのです。
私はこう言う話しをする時に例えの一環として「入れ歯」と同じ!だと表現します。
入れ歯とは無縁な若い方々には、わからないと思いますが
歯は歯でもやはり「自分の歯」と「偽物の歯」とでは
全く!全く!全く!違うのです。
歯さえあれば噛めるし一見何も問題がない様に思うかも知れません。
しかし現実は硬いモノは中々噛めないし、なんか入れ歯が入っている「いずい」感じは避けられないし
やはり「自分の歯」で食べ物を食べてるのとは格段に違うのが現実なのです。
ある意味、ウィッグも入れ歯と全く同じ!と言う訳。
いくら性能が良くなったとは言っても、自分の元々あった髪には絶対叶わないのです。
だから
そこをきちんと理解した上でウィッグを上手く活用して頂きたいのです。
出す物さえ出せば元の髪型と全く同じに……などと思わず
これを機会に今まで出来なかった髪型に!!ぐらいのタッチで使って頂いた方が私は良いと思います。
歯だって、入れ歯より自分の歯が良い。
目だってメガネより裸眼で見えた方が良い。
髪だってウィッグより自分の髪の方が良い。
ただ…………それが叶わなくなった時には……良い意味で諦めて代替えのモノを使うしかないのです。
割り切りは必要です。
あまり過度な期待はせず、それを飲み込み咀嚼する事も時には必要なのかも知れません。
「ウィッグ」と「縮毛矯正」と「トリートメント」に特化した美容室 はっかどうの あなたのお役にたてる情報発信ブログでした。