映画 月 🌒
概要
「舟を編む」の石井裕也監督が宮沢りえを主演に迎え、実際に起きた障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の同名小説を映画化。
夫と2人で慎ましく暮らす元有名作家の堂島洋子は、森の奥深くにある重度障がい者施設で働きはじめる。そこで彼女は、作家志望の陽子や絵の好きな青年さとくんといった同僚たち、そして光の届かない部屋でベッドに横たわったまま動かない、きーちゃんと呼ばれる入所者と出会う。洋子は自分と生年月日が一緒のきーちゃんのことをどこか他人だと思えず親身に接するようになるが、その一方で他の職員による入所者へのひどい扱いや暴力を目の当たりにする。そんな理不尽な状況に憤るさとくんは、正義感や使命感を徐々に増幅させていき……。
洋子の夫・昌平をオダギリジョー、同僚のさとくんを磯村勇斗、陽子を二階堂ふみが演じる。
夫と2人で慎ましく暮らす元有名作家の堂島洋子は、森の奥深くにある重度障がい者施設で働きはじめる。そこで彼女は、作家志望の陽子や絵の好きな青年さとくんといった同僚たち、そして光の届かない部屋でベッドに横たわったまま動かない、きーちゃんと呼ばれる入所者と出会う。洋子は自分と生年月日が一緒のきーちゃんのことをどこか他人だと思えず親身に接するようになるが、その一方で他の職員による入所者へのひどい扱いや暴力を目の当たりにする。そんな理不尽な状況に憤るさとくんは、正義感や使命感を徐々に増幅させていき……。
洋子の夫・昌平をオダギリジョー、同僚のさとくんを磯村勇斗、陽子を二階堂ふみが演じる。
2016年、やまゆり園の事件
本当に日本で起こったのか?あんな残虐なことを人が出来るのか?
どこか他人事で、ニュースを見てもやっぱり「そんなことがあったんだ...」程度
ネタバレ注意⚠
映画「月」
観なければ!観なければいけない
私の中で この映画は 特別で、観る意味がある(ブログなので理由は書きません)
映画が始まってすぐ、ドキドキしたし、手が痺れた。私はこの映画を最後まで観ていれるのか?
この映画を観る人は、心が弱っている人、憎しみがある人は、観ないでほしいです。(個人的な意見です)
やまゆり園事件の他にも、東日本大震災、子供を病気で亡くした人、高齢妊娠・出産、宗教にしばられた家族が題材。
二階堂ふみの、「みんなキレイなことしか報じない。」「嘘ばっかりの世の中。」
「正常でいられるほうが異常ですね」←障害者への虐待などを、見て見ぬ振りをする
見て見ぬ振りをする
私自身、考えさせられました。常に怒鳴られてる障害者に手を差し伸べたことはなかった。
怒鳴られても、ニコニコしている障害者を、他人事で私が口をだして、私が嫌われたくない。やっぱり自分を守りたくって。私はそこまで強くないって自分に言い訳して。ニコニコしてるから大丈夫だろうって、勝手に決めつけて、私は逃げた。
(その子は交通事故にあい、会社を辞めた)
常に、自分だったらどうするのか?自分は違う!と言い切れるのか?考えさせられる作品でした
障害者施設
やまゆり園の事件は、絶対にあってはなりません。加害者がそこまでの精神状態になったのかは、私には計り知れません 。
映画で描かれていたみたいに、鍵をかけられ汚物まみれで閉じ込められたり、窓を塞ぎ光をなくし、目も見えなくなり歩行、食事もできなくなるまで。人として扱わず、そんな現実があったんですか?
やまゆり園はそこまでしてたんですか?
映画で描かれていたので、現実にあったことだったんだと思います。そこの職員はその非日常があたりまえだったんだと思います。
私は病院で勤務していたことがあり、1ヶ月で25人亡くなりました。噂では、痰吸引を夜勤者がしなかったと聞きました。批判ではありません。
みんなが一生懸命仕事をしているのは知っています。何も知らない私が、言うことでもありません。
でも、この世の中、声をあげることはできません。
声をあげたら潰されます。
本当に怖い映画でした
私は偽善者だと思う
でも、綺麗事で済まないのです
社会はドロドロです、これが現実です
病気にならないよう、考えすぎないで生きていきます!