何度か母の“夜間の尿意”について書いた。不安から来るものだと内服薬を調整して貰ったが一向に改善されず、状況はよろしくない。
通院日前に弟から来ていたMessageに施設からの話がある。
昼間寝ていないのに夜、就寝して22時〜23時に何度も何度も尿意を訴える母。手薄な夜間にかかり切りにはなれないから、どうにかならないかという話だ。

今日、迎えに行くと、施設のケアマネさんから「お母さん、BPSDじゃないかと思います」と資料と共に話をされた。
出てきた母は顔が痩せた(やつれた)感じ。
弟から感情失禁があり人と会うと泣くと言われていたが、「これは娘のはっか」とケアマネさんに紹介する。
車に乗せるため睦月さん(仮)を呼ぶと「お母さんだよ。早くしな」と初の睦月さん(仮)に荒い口調である。



トイレは口実(本人は行きたい?)で、眠れないから人を呼ぶのかも知れない。不眠であることは確かで、夜間はスタッフに手をあげようとするらしい。日中は暴言を吐くことがあるから“問題お婆さん”であることは間違いない。


主治医は印刷したMessageと私の添えた殴り書きを見て、「薬を変えましょう。認知症が進んだ感じですね」と、母と会話しながら対応して下さった。


何となく道は覚えている。車の中でひとりで主に単語を話す。

・あお(青信号)

・2ちょうめ(地名は忘れている)

・みち こんでるね

・Mせんせいのところだ(病院入口を入ったところで言う)


ただ待てないのだ。

母の前の患者さんのレントゲンの読影をしていて、患者さんはいないのを理解した母。

「M先生〜 入ってもいいですか〜?」

流石に「まだだから待ちなさい!」と叱る。

母を待合室に連れて行くのは睦月さん(仮)。やはりヘルパーさん的扱いで母を怒りたくなるが、鷹揚な彼は黙ってトイレまで終わらせてくれた。

今回、母はゆっくりながらも独歩できた。ある面これが施設内の徘徊にならないように願うしかない。

火事場の馬鹿力を母は8年近く前にやっている。そこで医療保護入院し、現在の主治医がずっと見て下さるのだが、今日は出かけたので疲れて爆睡して欲しい。


5月に母の区分が要介護3になったが、この状況で弟が申し込んだ特養に移ることは可能かという心配はある。今の施設では、父が入居している多床室(4人部屋)は無理だろうと言われたとか。

この記事を書いている時に母方の親戚から“初夏を送るよ”とLINEが来た。縁とはかくあるものかと驚く。


サムネはいつもごちになりありがとうございますの画像☺️