当家には神棚があり、この数年行っている神社でお札を授かってくるのだが、寒い時は行けず、今年はともかくバタバタしていたので漸く今日、お詣りをしてきた。



曇天ではあるが過ごしやすい気候で、お宮参りが多かった。

撮影をしているのは家族ではなく商業カメラマン。家族が全員和服のおうちは早い七五三なのかな?想像しながら例の「トイレ!」連発自由人睦月さん(仮)の動きを目で追っていた。


一番彼が行きたかったところなのは分かっている。電車で1本なので楽だが、気にしてしまうのが“お札を毎年授かるその時期”なのだ。何というの?有効期限?うちは毎年超えるし車は納車した時から行ってないし…それを言ったら七五三云々も…いや、ともかく早めに行くの?と考えすぎて、危うくお札を授かり忘れそうになった。





歩いて大きな駅に向かい、無印と靴下屋で買い物をしてお昼時。

食べたいものが睦月さん(仮)にはあったらしい。「お弁当を買って帰る?」も、提案した店は婉曲に却下され、何回か入った店に入った。




余りにも色々あり、先を探している私に余裕がなくて申し訳ないのだが、黙々と食べて帰途につく。

つい言いたくなる言葉を抑えている。

「少しでも自分で考えてくれないか」

ああ、それがお昼ご飯なのか。

割り切れば良いことだけどつい…ね。彼もあちこち出かける機会が格段に減って、退屈だろうし、歳とったなと感じることは増えた。


出先の街に何回か行っていて私が「睦月さん(仮)は慣れた」と思いこんでいたのだと気づく。前ほど乗り換えに焦らなくなったけど、雑多な人とすれ違う日曜日に出かけること自体に慣れないし、この分だと慣れないだろう、

美味しかった店と特別なスーパーがあって、その場所を言えば歩みが早くなるのであれば、それも良し。むしろ私の両親の介護施設の場所は覚えてくれたそうで…申し訳ない。