初老紳士に新しいパソコン買ってもらいました！
「パソコンの知識のない老人と女」という最悪のカップリングが、電器屋のパソコン売り場へ乱入！
紳「持ち運べるパソコンっておいてる？」
店「ノートですね！」
そっからかよ！
私だってデスクトップとノートくらいわかりますよ。
でもやっぱ買ってもらう身としてはあんまり口出しできないから、とりあえず紳士についていく。
紳士はポケットからなにやらメモ書きを取り出して読み上げ始めた。
紳「えーとねえ、ウィンドオズと、フォットショップちょうだい」（※発音おかしい）
わーなに口走ってんだ！
慌てて
「OSがウィンドウズで、フォトショップ入れても余裕で動くくらいのやつが欲しいです！」
と通訳。
まあ、OSの意味とかちゃんとわかってないけどな！
紳「あと、ブルーレイもね」
いらねえ！
私「そういうのはさ…えーと、ほら、プレステ3でも見れるからさ！（持ってないけど）」
店「そうですね！ それにブルーレイ搭載となりますと、お値段もだいぶあがりますし！」
何故か店員まで参戦して、紳士を説得。
しかし「ブルーレイがついてないと…」と謎の頑固さを見せる紳士。なぜ！？
本人が買うって言ってるならいいんだけどさ、でももらう側としては気がひけるわけですよ。
そもそも私だってブルーレイが何なのかよく知らないし。
なので、唐突に
「あのピンク色のパソコン、可愛い～」
と微塵も思っていないことを口走り、ブルーレイから気をそらす作戦に出ました。
そしたら、店員も乗ってきて
「この東芝のでしたら、おうちで使うには充分だと思いますよ！お色もピンクの他に黒とホワイトがあります！」
とやたら勧めてくる。
黒は黒なのに、白はホワイトなんだ…いや、どうでもいいんだけどさ。
とりあえずブルーレイついてなければ。
そういえば、●●（当時お付き合いしていた人）からのメールに、
「よくわかんなかった時の魔法の呪文→『ダイナブックの夏モデルください』」
と書いてあった。
どうやら「ダイナブック」とやらを買っておけば間違いないらしい。
なんかもう恥ずかしいから、サッと買ってサッと帰りたい！
ので、さっそく呪文を使ってみた。
私「私、東芝じゃなくてダイナブックが欲しいです！」
店「あっ、はい、ですから、これが東芝のダイナブックですが？」
私「……」
紳「これ、ブルーレイついてる？」（←まだ言ってる）
無事、東芝ダイナブックの夏モデル（ピンク）を買うことができました。
新宿西口ヨドバシカメラのパソコン売り場のお兄さん、大変ご迷惑をおかけしました。
（mixi日記2009年9月20日より）
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今でも愛用させていただいております。
ビュンビュン動いてます。