父をみおくること | アリスのStone Partyのあとで

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みなさまのハッピーライフを願って!!





イラスト Keiko Nakabachi
※イラスト、画像の無断使用は堅くお断りさせて頂きます。

死に関する内容となります

抵抗がおありの方は

読むのを止めるなどして下さい


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父の手術当日、そして...



父が亡くなっても

実感がないまま

葬儀の段取りや

親戚に連絡をしたりと

悲しんでいる暇もなく

その中でも

私の心では後悔の気持ちだけは

消えませんでした

そんな中でも

私を奮い立たせてくれていたのは

父への感謝や、恩でした

今ここでやらなかったら後悔する

そう思い行動していました


この時の行動力は

今思い返してみても

本当に凄かったと自分でも思います

自分自身には優しくありませんでしたが

こんな時はみなさん同じかと思います


そしてこうして必死で

いろいろやらねばならないことを

していると

人々の優しさがとても染み入ります

自分もこういう時に優しくありたいと

心から思い、この時に優しく

相対してくれた方々には

心から感謝しています

葬儀場の方にも

とてもよくしていただきました

その中で私は

「自分は葬儀場のスタッフだと

そう思って葬儀を乗り越えよう」

そう思うようになりました


そう思わねばならないほど

葬儀の準備は大変ですね

コロナ禍でもあったので

本当に極々近い父の兄弟だけ

と思っていたのですが

蓋を開けてみたら

兄弟はもちろん従兄弟達が

ほぼみな参列してくれました


父は「万、万、万が一の時は

葬儀はしないでいい」

そう言っていました

しかし、父の兄弟から

とても愛されていた父でしたので

みおくりの機会は必要だと思っていました

父のその遺言の意には反しましたが

親戚のみんなにみおくられて

そして悲しい雰囲気ではなく

笑顔の遺影を選び

みんなで思い出話をしたり

折り紙を折って貰ったり

野球が好きでしたので

おもちゃのボールに

メッセージを書いてもらったり

それぞれ懐かしい面々が揃うことで

温かな雰囲気も垣間見えて

私には柔らかな温かいみおくりを

させてもらえたと思っています


ひとつ不思議なことがあって

おじやおばと

父の棺のところで話していると

父の目にキラリと光るものがありました

その時は拭ってあげて

気のせいかな?とも思いましたが

そんなことが2度ありました

葬儀場の取り仕切って下さった

スタッフの方が

霊柩車の運転をして下さったので

移動の霊柩車の中でその話をしたら

今まで聞いたことがない凄いことですね

とお話下さいました


思いがけない

みんなのみおくりを

ありがとうという気持ちだったのかな

そんなふうに思うことにしています