少し間が空いてしまいましたが、去る3月31日の夜、HKTは2つの重大な発表を公式Twitterにて行いました。今日と明日の記事ではそのことについて述べていきます。

 

最初に明らかにされたのはこちらの告知でした。

 

 

遂に、遂に、チーム公演が再開されるのです!!!

 

そしてチーム公演の再開に合わせて、昨年秋の新劇場開場から行われてきた「博多なないろ」公演の終了が発表されました。

 

私は本ブログにおいて「チーム公演を行ってこその48グループ」だと繰り返し述べてきました。NMBのようにハッキリとチーム解体を言及するわけでもなく、チームを再編成した少人数公演が継続している状態はあくまでも「異常事態」なのです。

 

「博多なないろ」公演の実施を最初に聞いた時、少人数の理由は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策なのだろうと勝手に考えていました。しかし、実際に公演が始まってみると、終盤にはステージ上で2チーム14人が勢揃いする場面があり、その効果は極めて限定的なのではないかと疑問を抱きました。確かにメンバー内から感染者が殆ど出なかったことは立派ですが、新会社は明言することなく既存のチームを消滅させるつもりなのではないかと考えたことさえありました。

 

断っておきますが、7チームに分かれた「博多なないろ」公演はいずれも実に素晴らしいものでした。本ブログでは私自身の多忙のために公演観劇記が昨年末で止まっていますが、私も6回足を運びました。現時点で「チームパープル」のみ観劇出来ていないのが心残りですが、どのチームもセットリストが上手に構成されていましたし、先輩後輩が期の垣根を越えて1つのチームに集まったことによる化学反応は面白いものでした。1度だけではなく、何度も足を運びたくなる良さがそこにはありました。

 

何をするにも不自由な情勢の中で、表に見えるものだけではない様々な制約を乗り越えながら、公演のある日常を取り戻してくれたメンバーやスタッフの方々には改めて感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

 

公式サイトの文言ではあくまでも「一時終了」とのことで、明確な告知はされていませんが、各チームが続々と最後の公演を行っていますし、実質的にはこれで終了となるようです。私としては最後に「チームパープル」を観劇して全チームのセットリストを体感しておきたかったのですが、日程的に叶いませんでした。チームの雰囲気も良く、セットリストも聴きたい楽曲が多かったので非常に残念です。

 

 

さて、待ちに待ったチーム公演の再開によって、長く続いた異常事態は漸く終わりを迎え、また1つ日常を取り戻すことが可能になりました。新劇場開場以降も特別公演などで何度かチーム公演の楽曲を披露する機会がありましたが、その度にメンバーはチーム公演の再開に並々ならぬ意欲を示していました。これまで以上に充実した公演を見せてくれるでしょうし、新劇場での演出の変化にも注目したいものです。

 

AKB48の発足以降、48グループの根幹の1つである劇場公演は基本的にはチーム毎に行われてきました。それは「ある事」を行うために不可欠だったからなのですが、今回のチーム公演再開に合わせて、HKTもその「ある事」を行いました。長くなるのでそれについては明日の記事で述べることとします。