昨日行われた「博多なないろ」公演【チームレッド・チームイエロー】は1期生のしなもんのHKT48劇場出演1000回記念公演でした。昨日は23歳の誕生日でもあり、2年ぶりとなった生誕祭も合わせて盛大に行われました。

 

 

昨年末のはるたんに続いて、HKTメンバーでは2人目の快挙です。しなもん本人の意向もあり、1000回出演達成の当日にはセレモニーを行わず、誕生日当日の生誕祭と合わせた実施となりました。ちなみに、当日はまどかの卒業発表が行われています。

 

 

 

個人的には劇場公演出演1000回という金字塔なのですから、盛大に祝福されるべきだと考えていますし、生誕祭とは別にセレモニーをするのが当然だと思っていました。まあ控え目であまり派手なことを好まないしなもんらしいとも言えますが、そもそもはるたんが1000回出演を達成した時の記事で述べたように、記録上はとっくの昔に達成されていたのですから、もはや「当日」という概念に縛られる必要はないのです。

 

 

1000回という大台に到達したはるたんとしなもんは普段から仲も良く、正に相棒といった感じですが、劇場公演で見せてくれる真摯な姿勢は多くのHKTオタクから高く評価されています。畏敬の念を込めて「シアターの女神」「はるたん先生」と呼ばれているはるたんに対し、しなもんは「座長」と呼ばれています。1期生でもあり、後輩の面倒を見て公演を積極的に牽引する姿は「座長」そのものです。

 

この尊称の由来は今から6年前に遡ります。2015年の春から夏にかけて、明治座と博多座で「指原莉乃座長公演」が上演されました。私も博多座には足を運びましたが、完成度も非常に高く、大変楽しいものでした。しかし、上演期間中も劇場公演は行われており、欠員メンバーのやりくりに苦労していたのです。その中で多くのメンバーが積極的にアンダー出演を行っていたのですが、いつしか多くのオタクがしなもんの努力に尊敬の眼差しを向けて「座長」と呼ぶようになったのです。

 

私自身、舞ちゃん推しになって以降は当然のことながらKⅣ公演を中心に足を運ぶようになったわけですが、公演を観劇する中でしなもんのパフォーマンスを目にする機会も自然に増えました。目で追っていなくても自然に目が留まってしまうほどに溌剌とした動き、暴走しがちなトークを巧みにまとめて笑いに繋げるMCの技術、全てが高い水準を保っていることに何度も驚かされましたし、楽しませて貰いました。

 

私見ですが、はるたんと同じように公演を牽引する存在でありながら、はるたんの気迫溢れるパフォーマンスとは少し違う、静かな佇まいに潜む堅実さというか、職人の技というか、そうした魅力を持っているように感じられます。

 

 

昨日の公演ではHKTに対する思いを真摯に語ってくれたしなもん、自分にはHKTが必要だとまで言ってくれました。しかし、それはHKTに関わる多くの人がしなもんに抱いている思いと完全に一致しているのではないでしょうか。私も同感です。1人のHKTオタクとして、グループの活動に欠かすことの出来ない大切な存在であるしなもんにはこの先も可能な限りグループを支えていって欲しいと願っています。