本ブログでは何度も触れてきましたが、HKTの新劇場が入る「E・ZO FUKUOKA」が昨日遂にオープンしました。本来は5月にオープンする予定だったそうですが、新型コロナウイルスの感染拡大によって延期を余儀なくされていました。

 

ここ数日の福岡は異常な蒸し暑さですし、それでいてあまり良い天気では無かったのですが、やはりオープン初日に行くことに意味があると考えていたので、仕事を済ませた夕方に足を運びました。隣接するPayPayドームでは観客を収容してナイターが行われるということもあって、周囲は多少の賑わいを見せていました。

 

 

 

新劇場は1階にあるのですが、現時点では一般客が入場出来る入口は大型ディスプレイの下付近にある1箇所のみです。ここから入場すると、「E・ZO FUKUOKA」の3階に入ることになります。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、係員はフェイスシールドを着用していましたし、入口では検温と消毒が徹底されています。

 

館内には様々な遊戯施設の始め、魅力的なカフェやレストランなども多く入っていますが、遊戯施設のいずれかのチケットを購入して個人情報を登録しなければ、館内に立ち入ることは出来ません。勿論、食事のみの利用ならば気軽に入場出来ますが、飲食店は3階に固まっているため、仕切りがあって他の階への移動が禁じられています。

 

私も諸手続きを済ませて3階から入場しました。お洒落な内装と大きな横長のディスプレイの演出が印象的でした。入場する前に飲食店も眺めてみましたが、回転寿司・天ぷら・肉料理など、1度は訪れてみたい店舗ばかりです。値段がやや高めということもあるのか、私が訪れた夕方はさほど人の入りが多くありませんでした。

 

 

オープン初日ということで、テレビ局などから花が届けられていましたが、一際大きくて目立っていたのがHKTからの花でした。意図して並べられたのかは分かりませんが、HKTの隣には西日本シティ銀行からの花が置かれていました。

 

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有料のチケットを購入して入場した場合、館内の散策は自由に行うことが出来ます。お目当ては勿論1階なので、早速エスカレーターで1階へ降りました。エスカレーターを降りると、早速「西日本シティ銀行 HKT48劇場」の文字が目に飛び込んできます。

 

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文字が書かれている壁面に向かって右側へ進むと、恐らく宣材写真が掲載されるであろうスペースが見えてきます。ちなみに、報道写真やメンバーのSNS投稿を見るとネームプレートが既に設置されていたのですが、一般客へのオープンに合わせて撤去されたようです。この突き当たりをさらに右へ進むと、いよいよ入口に到着します。

 

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既に写真で公開されていたとは言え、入口を目の前にすると感動で胸が一杯になりました。ようやく帰ってくることが出来たのです。その一方で、新劇場の入口を目にする日が柿落としの日ではないという奇妙な現実が一抹の寂しさを感じさせました。

 

 

 
内部は基本的に消灯されているのですが、旧劇場よりも洗練された印象を与えるチケットカウンターや、広々としたロビーの様子は辛うじて伺うことが出来ました。

 

 

 

また、現地に行ってみると意外な発見もありました。劇場入口正面はエレベーターの乗り場になっており、広くはありません。とにかく密集することを避けねばならない情勢の中で、ロビーから外に出てきた人を入口付近で滞留させることなく誘導する手法が確立されなければ、間違いなく混乱を生じることになるはずです。

 

 

大半のHKTオタクにとって重要な(?)トイレと喫煙コーナーは入口を出て左に設けられています。女性用トイレの手前と喫煙コーナーの奥はそれぞれ建物の出入口になっており、外へ出ることができます。出入口には係員がいますが、新劇場がオープンするまでの間、基本的にはここから建物内に入ることは禁止されているようです。

 

 

さて、1階の様子を外から眺めるべく、再び3階へ戻って退場しました。ドーム外周のエスカレータを降って回り込むと、外の通りに出ることが出来ます。

 

 

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1枚目の画像の右側にある入口を使うと、劇場ロビーから直接外に出ることが出来るようです。非常口として使われ、通常は施錠された状態になるのではないでしょうか。

 

なお、新劇場の正式名称が公開されたことで、これまで隠されていた各所の案内図でも新劇場及び関連の案内文が明記されるようになっています。

 

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残念ながら柿落としと同日というわけにはいきませんでしたが、漸く新劇場の入口まで行くことが出来るようになりました。HKTの活動にとって大きな意味のある1日となった昨日ですが、もう1つ大きなイベントが行われました。

 

この記事でそのことについても触れるつもりでしたが、書いているうちに記事が思いのほか長くなってしまったので、明日に持ち越します。